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ドラマ『透明なわたしたち』6話(最終回)感想・考察

6話だけで言えば尾関が主人公だなと感じた。
救いがあって本当によかった。

https://abema.tv/video/episode/90-2002_s1_p6

本編↑

尾関がどうして事件を起こしたのか、事件を起こすまで何があったのかが丁寧に描かれていた。尾関はやっぱり透明だと思っていたんだね。お母さんが亡くなってしまって余計にその思いは強くなってしまったのかも。トー横のサクラがあのタイミングで「私にも勇気があれば透明じゃなくなるのに」と言ったことも事件と繋がっていると思う。

尾関は自分に刃物を向けていたけど、女子高生が亡くなる映像を見て、あんなことを言う人がいたからそれが許せなくて尾関は他人に刃物を向けたんだね。無差別じゃなかったんだ。
人が亡くなっているのになんでそんなこと、、と思ったけど現実でもそう思う人がいるんだろうなと、、。

尾関と喜多野の上京してからの様子が似ている気がした。でも大きな違いがあった。それは、愛してくれる人がいたかどうか。(見つけてくれる人)尾関は、碧に思いを伝えていたら何か違ったのかなと感じた。あの日肩がぶつかってても碧は尾関に気づかないくらいだから。私も他人のこと言えないけど見てるだけではだめなんだなって痛感した。

「皆見たいもんしか見とらんよ」その通りだと思った。私自身もそうだなと。

喜多野が高木を許せたのはきっと尾関の事件があったから。事件前だったら許せていなかったのでは。事件があって自殺しようと思ったくらいだからきっと色々なことを考えたのだと思う。

喜多野が勇気を持って一歩踏み出したことで高木も前に進み始めた。
それでいうと1番最初に勇気を出したのは梨沙かな。
私に今1番足りないのは勇気を持つことかもと思った。勇気がなくて、あと一歩が踏み出せないことが多いから。けど、その一歩で大きく前進できるのかもしれないって感じた。

風花が心の底から笑っているように見えて嬉しかった。

最後の20分くらいで急ぎ気味になってしまうのが少し残念だった。映画化とかになったらいいのにね。

碧、一ノ瀬先輩の誘い断ってよかったなと。

髪を下ろしていることが多かった碧が髪を結んでいる場面が多いことから真剣さ?みたいなものを感じた。

ももジュースって何???

梨沙の舞台すごくいいセリフ。「何でこんなにも苦しまなければならないんだろう」この言葉は登場人物たちに向けて言っているように感じた。

富山フェア凄く感動した。喜多野も高木も富山に帰ってきたのかな。富山愛(地元愛)が感じられてよかった。

曳山まつりに高校時代のように(尾関はいないけど)みんなで行けて良かったなと思った。一度離れた地元の友人と再会すること自体、簡単ではないと思うから。

碧のことを最後まで好きになれてはないけど、共感もできてないけど、尾関に碧の言葉が届いてよかった。

尾関の涙が忘れられない。


全話振り返って思うこと


全6話、短かったけど、近年あまり見ない素晴らしい作品でした。
今年、1番引き込まれたドラマと言っても過言ではないかも。

1、2、3、6話でエキストラとして参加でき、本当に大切な思い出になりました。偶然張り紙を見つけ、現場に行くとずっと大好きで応援していた伊藤健太郎さんがいらっしゃって、本当に驚きましたし、奇跡は本当にあるんだと思いました。何度も会いにいこうとして、それでも一度も会えなかったのに、たまたま見つけて行ったエキストラで、しかも地元で会えるなんて。今でも信じきれていない自分がどこかにいます。(?)寒かったり、夜だったり、長時間だったり。過酷な撮影だったと思うので、本当に皆さんお疲れ様でしたという気持ちです。キャストの皆さん、スタッフさん、本当に優しくあたたかい方ばかりで楽しい現場でした。
リアルで重く、苦しくなることも多々ありましたが、今まで蓋をしていたものが溢れ出ることで自分自身を見つめ直すきっかけにもなりました。これからNetflixでの世界配信も決定していることですし、たくさん見返します。そしてまた新たな気づきを得られたら、と思います。

私はこのチーム曳山のみんなみたいに、数年後26、27歳くらいになった時、地元の中高の人たちとまた再会できるとはとても思えないけれど、でも、そんな未来もあるのかもと少しだけ希望を持ちたいなと思いました。奇跡はあるから、縁があればきっとまた会える、そう信じています。

弁当も用意してもらえないような家庭?家族とのことが全然わからなかった喜多野くんのことをもっと知りたいと思いました。やはり6話は短すぎます。映画化希望です!!大きなスクリーンで見たらきっともっと苦しいけれど、でもまた違う見方ができる作品だと感じます。

チーム曳山の中で梨沙が1番好きかもしれないです。彼女みたいに私も強くなりたいです。喜多野ももちろん好きです!喜多野と梨沙が一緒になるのかと思ったら、喜多野と高木が一緒に歩いていったのが凄く良かったです。2人の富山愛も嬉しかったな〜でも私の方が富山愛あるんやからね〜笑

皆さんの富山弁本当に可愛くて大好きでした。普段使っている方言を客観的に聞くとまた違って聞こえて面白かったし、勉強にもなりました!
特に喜多野くんの富山弁がめっちゃ好きやちゃ!!(普段使わないので違和感しかない)梨沙呼びも好き!最初の方は特にドキドキしました笑

最後に


私も透明だと感じることが多く、今も誰も見てくれていないと感じることがあります。(本当に透明なわけではないとわかっているつもり)
でも、誰か1人見つけてくれる人がいる。そう信じてアスファルトに咲く花のように強く生きていこうと思います。




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