マガジンのカバー画像

アトナンカのもの

17
アトナンカなのかありがとう高橋なのか私なのか分かりませんが、今までのテキストとそれを作ることに関しての記事をまとめています。
運営しているクリエイター

2020年11月の記事一覧

場に寄せて

芸術がその中で作為性に見切りをつけることは多くあると思う。 作為性では結局のところ、作者の野心や狭い解釈世界に留まってしまう。 そんな考え方が出来る。 そのようにして、 作為性を廃し、 偶然性や他者との間で生まれるランダムな出会いに注目していく 私もこういったスタイルにとても関心を抱いていて… ただ、慣れていない観客にとってこのタイプは 絡みづらく、難解で、前衛的で、らしくなく、作者資料をすぐさま見て、 「こんなの誰でも作れる」と言われてしまう。 ○誰でも作れる