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幸せに生きるために心掛けていること

この1~2週間のあいだ、いつも以上に「人生最期の日に、後悔しないように生きる」ということを意識して生活してきました。

それはなぜかというと、先週の土曜日にコロナワクチン1回目の接種を予定していたからです。

コロナワクチンの接種は、打つ人も、打たないと決めた人も、どちらも命がけの決断だと私は思っています。

「そんな大げさな。不安を煽るな」と思われる方もみえるかもしれませんが、どちらを選んでも死亡するリスクが存在するのですから、学芸会の演目を選ぶのとはわけが違い、多数決で良し悪しを決めるものではないとも思っています。

あくまで私の個人的な考えです。


私の本心としては、ワクチンを打ちたくはありませんでした。

それでも打つことを決めたのは、親から懇願されたことや職場など周囲の環境が大きく影響しています。

まぁ、いろいろありますよね。

それでも、最終的に打つことを決めるのは私自身です。

日本ではありがたいことに、無理やり押さえつけられて針を刺されることはありません。

「打ちたくない」という気持ちよりも、打つ方に何かしらのメリットを感じる自分がいるからこそ、リスクを取って私自身が決断している。


「誰かのために」という行為は美しいことではありますが、何か起こった場合には、その美しい想いが「誰かのせいで」に、一瞬で変化することがあります。

ワクチンに限らず、自分の人生に起きたことを人のせいにしているうちは、自らの人生のハンドルを、他人に握らせているのと同じこと。

環境を自由に選べない子どもは別ですが、なにか人生の選択をするときに、「これは自分が選んだことだ」としっかりと意識しておくことは、幸せに生きていく上でとても大切なことだと思っています。


と、いうことで、私はこの1~2週間。

悔いの残らないようにと、自分のやりたいことをできる限り叶えてきました。

大好きな沖縄に行きたかったところですが、それはさすがに叶わず、普段ダイエットのために我慢している食事やおやつを食べて食べて食べまくっておりました(笑)


そんな中で、「やりたいな」と思っていたにも関わらず、できていなかったことをひとつ見つけたので、やってみることにしました。

note界の”推し活王”である、広葉さんイチオシの『愛の不時着』を観ることです。

私はもともと大の韓ドラ好き♡

韓国にも何度も行ったし、韓国語も独学で勉強していたことがあり、意味はわからなくてもハングルはちょっと読めたりします。


広葉さんのnoteに出会ってすぐに「『愛の不時着』観てみたいなぁ」と思いましたが、10年間はNetflix限定公開だと知り、Netflixに入会していない私はそこで断念したのです。

広葉さんが誰に対しても誠実でとても素敵な方だということは、多くの方がご存知だと思います。

コメントのやりとりなどを通して広葉さんの魅力をより深く感じていくうちに、その広葉さんがここまで推す『愛の不時着』とは、一体どんなドラマなのだろう?とますます興味が湧いてきました。

いつかのコメントで、「私が推し活に大きなお金をかけることを、私が元気になるのならと…夫はみてみぬふりをしてくれている」と書いてくれたことがありました。

一時期どん底にいた広葉さんを、いまの明るく前向きな広葉さんにしてくれた、推しのヒョンビンさん、ソンイェジンさんの演じる二人を、やっぱり自分の目でみてみたい。

Netflixに入会、見始めたら最後、予定通り他のことがまったく手につかなくなり、食事も手抜きで(いつもだけど)、3日かけて夢中で観ましたよ。


『愛の不時着』は、

パラグライダー事故で北朝鮮に不時着してしまった、韓国の財閥令嬢ユンセリと北朝鮮将校リ・ジョンヒョクの極秘機密の禁断の愛の物語。

(広葉さんの記事より引用)

単なるラブストーリーではなく、思想や文化の異なる分断された北と南の人々が、愛や友情などを通して、互いに理解し合い助け合う……

とても美しい愛の物語でした。

注)この記事↑は、「監督も笑い出してしまうほどのウルトラ級の #ネタバレ  」として、広葉さんが熱い想いで書かれたものなので、これからドラマを観る予定のある方はくれぐれも飛ばないでくださいね!


この記事に、『愛の不時着』特集番組でのインタビューに答えた、作家キム・ジュソクさんの言葉が紹介されていました。

「人の心を伝えるのにエンタメほど威力のあるものはないと思います、南北が未だ敵対していますが、人民には何の罪も無い。今後もこのようなドラマが沢山出てきて欲しい」

そして番組の最後は、

【愛は分断を超える、思想や文化が違っても、対立以外の道がきっとあるはず。そう信じて……】

と、締めくくられています。


以前、『進撃の巨人』をみて感じたことを記事にしたことがあります。

『進撃の巨人』は、「正義」とは何か?を問われる、とても考えさせられる本当に素晴らしい漫画(アニメ)です。

戦争が題材になりますが、戦争や争いごとって、どちらも自分が「正しい、正義だ」と信じているわけですよね。

その、相対する両方の側面からみた立場、そこで生きる人々の気持ちを見事に描かれているのが『進撃の巨人』という物語。


人は誰もが、自分が正しいと思う道を生きています。

この物語をみるだけで、自分にも信じる正義があるように、違う意見を持つ相手にも同じく、それが正しいと信じて疑わない正義があるのだと気づくことができます。

そのどちらの立場の人間にも、守りたいと思う大切な人がいるということも、同時に伝えてくれています。

人の心を伝えるのにエンタメほど威力のあるものはない

というキム・ジュソクさんの言葉に激しく同意です。


そして、

『愛の不時着』では、そこをまたさらに超えた、人としてもっとも大切なことを教えてくれました。

私の中では、精神科医Tomyさんのある言葉とそれが重なりました。

どんな能力よりも大切な最強の能力…



それは…




人としてもっとも大切なこと。

それは「いいやつ」であることだと、私も思っています。

「いいやつ」とはどんな人だろう?

私は、愛のある人、誠実な人が「いいやつ」だと思っています。


『愛の不時着』では、北と南でのさまざまな場面が描かれていましたが、どちらが”善”でどちらが”悪”ではなく、北にも南にも、それぞれ「いいやつ」もいれば「わるいやつ」もいる。

思想や文化がたとえ大きく違っていても、愛があり誠実なひとの心やコトバはちゃんと相手に届き、分かり合えるのだと…

人の愛ある優しさに触れたとき、人は変わることができるということを教えてくれた物語でした。


愛は分断を超える、愛の力は人を変える


幸せについて学ぶ前の私は、「私の考えこそ正しい」と、自分の正義を信じて疑わない人間でした。

その性格ゆえに、世の中や他人に対して不満をとても多く持っていました。

「人にも自分と同じように、それぞれの正義があるのだ」ということを想像することすらできず、正義の形はひとつだと思い込み、自分と違う価値観を「それは間違っている」と決めつけていました。

昔の私だったなら、このコロナ禍を、今のように心穏やかに生きることは絶対にできませんでした。

自分と違う価値感を「間違っている」ではなく、ただ「違っている」のだということを理解するだけで、他人への不満もなくなり、とても生きやすくなったなと感じています。


私は父に懇願され、最終的にワクチンを打つことを決めました。

父の言葉には「お前は間違っている」という要素は一切なく、ワクチンを信じる父が、ただただ娘を心配してかけてきた愛のある言葉でした。

誰かの意見や価値観を否定するとき、変えようとするとき、そこに「愛はあるのか?」ということは、それが正しい正しくないということよりもとても大切なことだと思っています。

人によって「正しさ」は違い、その形はひとつではないのですから。



誰かと話すとき
その人が幸せになる言葉を使おう。

その言葉は
あなたにも幸せを運んでくれる。


自分の人生・決断に責任をもつこと。

悔いのない人生を生きると決めること。

他人を自分の価値観でジャッジしないこと。

人にはできる限り、愛のある言葉をかけたい。



これらは他人のためではなく、私自身が幸せにいきていくために、常に心掛けていることです。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。



(追記)

誰かと話すとき
その人が幸せになる言葉を使おう。

この言葉は昨年の10月15日に出会い、その日にnoteにシェアしたことがあります。
いま、この記事を書きあげてnoteの通知を見てビックリ!
当時から仲良くしてくださっていた夏希優太さんが、昨年のその記事をシェアした記事をあげてくださったのです。
1年前の記事ですよ!!
1年前に書いた言葉を覚えていてくださり、そして同じときに、同じ言葉を思っていたことがとても嬉しくご紹介させていただきますね。
夏希さん、ありがとうございました。



こっぷありがとう2

(粘土作品&写真💛糸、ラムネ好き成りさん)



いただいたサポートは、夢の実現のために使わせていただきます 私の夢は 日本全国の学校・図書館に、漫画『宇宙兄弟』を寄贈すること https://note.com/arigatou_happy/n/n4b0d2854718c 一歩一歩かぺる(頑張る)しかない!(2023.3.21)