そこにあるもの。
誰もいないのに、いる。
そんなときは、
そっと耳をすます。
気づかれないように。
誰もいないのに?
そんな感覚が、子どものときはとても怖くて、
押入れの布団に潜り込んで丸まっていた。
今はちょっと違う。
そこにいるものは、
ただ優しく在るの、と分かったから。
守ってくれている、と感じるから。
さらに耳をすます。
少しでも分かりたくて、そっと身体を開く。
そんな秋の昼下がり。
おしまい。
よろしければサポートをお願いします(^^)いただいたサポートは、優しさや心地良さの循環をするために使わせていただきます♪