小鳥と女の子(のびフェスvol.2にて作ったおはなし)
その女の子は、いつも空をみていました。
雲が色んなかたちになるのが嬉しくて、いつまでも眺めていました。
「いつか、あの雲にのって、遠くの国にいってみたいなぁ」
いつもそう思っていました。
女の子は小さいころから病弱で、ずっとベッドの上で過ごしていたので、外に出たことがありません。
ある夜、
「トントン」
と、窓をたたく音が。
おそるおそる」窓に近づくと、小さな可愛い鳥が羽をバサバサとして、こちらをみています。
「どこかに行きたいの?」
小鳥が女の子に尋ねました。
「海に行ける???」
女の子はずっと海に行ってみたかったのです。
「わかった、ボクにのってごらん。」
あっという間に小鳥は大きく大きくなりました。
そして、女の子をのせて、夜の空を飛びます。
夜の空を飛びながら、女の子は「夢みたい💗」とニコニコ。
あっという間に、海につきました。
初めての海に女の子は大はしゃぎ。
なぜかあたりは昼のように明るく、太陽がピカピカと輝いていました。
たくさん遊んだ女の子は、波の音を聴きながらうみべに寝ころび、
うとうと、、、、、、、。
目が覚めると、いつも過ごしているベットの上。
でも、枕元に小鳥の置き物が。
その小鳥をそっと手にとり、女の子はしあわせな気持ちでいっぱいになりました💗
おしまい。
こちらの記事で詳しく説明しましたが、このおはなしも、のびフェスvol.2にて効果音つきで朗読しました。
朗読は、こちらで聴けます。
(45分くらいからです)
ぜひぜひ聴いて下さいね♪
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