光の子どもたち。(みにみにものがたり43)
羽をまとったその子らは、
そろって笑い、
そろって泣く。
そろって怒り、
そろって慈しむ。
いつも
輝くなにかを持っていて、
必要なものを
絶妙のタイミングで、
わたしに差し出してくれる。
それは
ありとあらゆる形で、
色とりどりで、
もらったものずらっと並べたら、
あまりにも
眩しくて
美しくて
なんだかもったいなくて
涙が出てきてしまう。
光の子どもたちは、
たまにいなくなる。
本当は、どんなときもそこにいるのだけど、わたしが見失ってしまうのだ。
そんなときは、
こころを落ちつかせて、
ゆっくりと
目を閉じる。
深く深く呼吸をし、
深く深く潜っていった先に
その子らはいるのだ。
いつでも会える
キラキラの天使たち。
おしまい。
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