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親子でプレバト!!35

母が創作。息子が添削。
親子で俳句教室の第三十五弾。



昨年末のことになりますが、自然食のお店に天然マグロが入荷するとのこと。


普段・お正月共に、質素な我が家(家族)の食卓。

年末も、煮物や田作り、なます、栗きんとん、昆布巻き…やらのおせちを手作りするだけ。

お正月はそれにお雑煮くらい。

長女が甲殻類アレルギーなので、蟹等を買ったこともなく(笑)


今年は思い切って生マグロを買い求め、娘に渡しました。

(「ほっぺが落ちる〜(次女談)」と大好評でした♪)



帰りに公園を散歩。
日本海側は、年末、大雪で大変そうでしたが(ご苦労されたことと存じます)、12月30日の東京は、青空の広がる穏やかな一日でした。
ひだまりはとても暖かで。


と、カメラを向ける人々の群れが…


そこは、以前よくカワセミが姿を見せた場所でした。最近は、外来種駆除装置が取り付けられ、めっきり見かけなくなっていました。

カメラの先は…?


「あっ、いた!!!」


久々のカワセミさま♡

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左上がそうなのですが…

写真が下手すぎて、綺麗さが伝わりません(汗)
すみませんっ…


そこで一句。


カワセミがアイドル晴れし小晦日(こつごもり)

(*小晦日…12月30日のこと)

(他にも、“被写体はカワセミ晴れし小晦日”とか、“シャッター音の先にカワセミ小晦日”とか数句を羅列。)


私 『カメラ、被写体、シャッターなどの語句を使うとその様子がよくわかると思ったけど、上手くできなくて…。』


息子 「“翡翠(カワセミ)”は、夏の季語だけどね。」


私 『えー!!また、やってしもた…(汗)』



息子 「でも、僕は、才能アリだと思うよ。
季重なりでも、強弱が付いていれば、句として成立する。[小晦日]は、意味合いの大きい季語。年の瀬・年の暮れ・そしてその日だけを指す。
逆にもし、翡翠だけを季語として、みんなが集まっている風景を詠んでしまうと、平凡な句になってしまう。」

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