幸運を引き寄せる最強の「笑顔」
ボクシング女子フェザー級で金メダルを獲得した入江聖奈(せな)選手。
はじけるような笑みで登場する姿が話題となった。
それは、本人が心がけていることのようだった。
そして、歴史を塗り替えた瞬間、ぴょんぴょんと跳びはねた。
死闘を終えて飛び出した言葉は、
「今日だけはトノサマガエルになれたと思う。」
無類のカエル好き。
ボクシングを始めたのは、母親が愛読していたボクシング漫画「がんばれ元気」を読んだのがきっかけ、という。
実は、運動音痴で逆上がりもできない、という。
メダリスト会見では、「運動が苦手な子にも、努力を諦めなければ何かをつかむことができると教えてあげられたかな」と。
天真爛漫な性格がテレビ画面いっぱいに溢れていた。
優勝した感想も、「気がついたら表彰台に立っていた」と笑わせた。
メダル獲得が決まった時、
「歴史の扉が5ミリ開いた」
と言い、
決勝に進出すると、
扉は「5センチ」になり、
頂点に立って、
「(扉を)ちょっと全開にしちゃったかなと思います」
と満面の笑みで言った。
また、金を獲ってすぐ、
「大学でボクシングはやめるつもり。就職先はカエル関係で探しているが、見つからないのでゲーム会社に就職したい」
と発言するなど、宇宙人的だ(笑)
終始マイペースで、天真爛漫。
笑顔が光る。
“邪心”のようなものを微塵も感じさせない。
彼女を見ていると、悪いものは寄って来ない気がする(笑)
よく幸せになる条件は「笑顔」と言われる。
彼女の笑顔を見ると誰もが応援したくなるし、楽しい気持ちになる。
そして宇宙に愛され、なんと運動音痴でも金メダルが獲れてしまったのだ。
(勿論、努力に努力を重ねたことは勝利の瞬間に溢れた涙が物語っていたと思う。努力あっての金メダルということは承知の上だが)
まさに「宇宙とつながる」とはこういうことなんだ…
入江選手が具現化して見せてくれた気がする。
笑顔を絶やさず、諦めずに努力を重ねたことに心からの敬意を表します。おめでとうございます🏅