らくがき-ファミコンの黒背景
ファミコンは8×8ドットのチップひとつに使える色が4色までという仕様で、しかもキャラ(OBJ)の場合はその4色の中に必ず透明色(背景が透けて見える部分)を入れねばならないので表現できる色は3色になります。
メーカーによってパレット(色)構成にはそれぞれクセや工夫があるのですが、共通して「黒背景に巨大キャラ」という見せ方がありました。
RPGなどは有名漫画家やイラストレーターを起用することでグラフィックを売りにするゲームもよくあり、原画感を少しでも再現するための努力として一色でも色を多く使うためにファミコンの ドラクエもFFもウィザードリィもマザーも桃太郎伝説も…って挙げればきりがないですが戦闘画面などでキャラの背景に黒が使われてることを覚えている人は多いのではないでしょうか。
黒背景の場合は透明色が無駄にならず黒として扱えるのでハード的に制限が多いファミコンでも一色お得になるっていう得々情報でした。
私も若いころのゲーム開発時代、いかに与えられた限界の中で面白そうなことができるかを考えるのが大好きで、CDゲームの場合は読み込みを考えてキャラ詰めをしたり等々…ファミコン以降のゲームでも工夫してたのですが、またゲーム制作の思い出noteにでも書きます。(現在は、らんま爆烈の途中で止まってます…あれは書くのにパワーがいるのです)
原稿追い込み中につき、本日のnoteはこれにて!