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2024年 インクポット賞

ご報告です

今回のコミコン2024にて、インクポット賞を受賞しました…!

インクポット賞トロフィー

歴史が長い名誉ある賞ですから物凄く光栄に感じるのと同時に、この賞を頂けたのは決して私だけの力ではなくロックマンというキャラクターコンテンツが元々持っている魅力や人気、漫画を描く際に支えてくれた編集者やアシスタントのみんな、私の漫画を読んで応援してくださる読者の皆さんや英訳版を作って流通してくれているUDONのクルーのおかげで選ばれて受賞が出来たのだと思います。

本当にありがとうございました。

これからもこの賞に恥ずかしくないよう、ロックマンに限らず全ての執筆を続けて参ります。

I am thrilled to announce that I have received the prestigious Inkpot Award at ComiCon 2024!

This award, with its long history, is an incredible honor. I deeply feel that this achievement is not solely mine. The inherent charm and popularity of the Rockman character content, along with the unwavering support from my editors, assistants, and the UDON crew who created and distributed the English version, have all contributed to this recognition.

I am sincerely grateful to everyone who has read and supported my manga.

I will continue to work hard to live up to this award, not only with Rockman but in all my future projects.

Thank you very much.

※日本語版wikiだと2019年までの受賞者が掲載されています。日本人受賞者の名前が凄すぎて震えます。

受賞の様子の動画post
日本人では今年、園田健一先生と私のふたりが受賞しました。

園田健一先生がインクポット賞を受賞されるのはこれまでの実績と足跡で当然なのですが、自分も受賞となったのは本当に夢のようです。

インクポット賞トロフィーと、ねこ

追記

今回の受賞はロックマン(Megaman)英語版出版、流通の影響が大きいはずです。
ビッグオーも英語版がVIZコミックから出版されていましたがこれはもう20年程前になりますし、ようかいとりものちょうは海外展開はまだ香港版だけだし、近年で考えるとポケモン仕事の認知度も影響あるのかな?とも想像したのですが、いただいたトロフィーを見ると

ゲーム仕事やキャラデザインなどに対してではなく「Comic Arts」なんです。
となると、選考基準になったのは(コミコン委員会に直接訊いたわけではないのですが自作品の英語圏での展開を考えると)英語版Megamanコミックで間違いないはず。

自分にとってロックマン漫画は若い頃(20代~間を空けて30代)にがむしゃらになって描いた作品で自分の代名詞の一つになっており、数々の面(評価や知名度)で助けられてきましたが、50代になった今も助けられて評価されているのだと実感しました。
いつもありがとう、ロックマン。

繰り返しになりますが、いただいたインクポット賞に恥ずかしくないように今後も執筆活動を続けてまいります。

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