「チャーチルのメモ」、真の要点だけを簡潔に述べる訓練は考えを明確にするにも役立つ。
僕は「イラストを描く」以外に「文字を書く」仕事もしています。
といっても、カッターやハサミでシールを切ったり、マーケティングを学んで色々とやってみるのも、他のイラストレーターさんとはまた違うと感じてます。
職業柄、『伝える』仕事をしていると、そういう『どうしたらより良く伝わるか』というところがやっぱり気になるわけでして…。
理念と経営2月号に物理学者の木下是雄さんのことが書かれていてとても勉強になりました。
「チャーチルのメモ」
英国の首相だったウィンストン・チャーチルは、政府各部局の長に「われわれの職務を遂行するには大量の書類を読まねばならぬ.その書類のほとんど全てが長すぎる.時間が無駄だし,要点を見つけるのに手間がかかる.〜」と書かれてました。
「真の要点だけを簡潔に述べる訓練は考えを明確にするにも役立つ」
文章が長い人は頭が整理されてない。整理されていないから、あれもこれもとついつい長い文章になってしまうのだろう。
な、な、なるほど!
たしかに話の長い人はいるし、ネットニュースも文章が長い時は僕は後ろの方から読んでしまいます。
要点は何か、何が言いたくて、何を伝えたいのか、それを短く書く。
こころに貼る言葉の絆創膏シールは「1作15文字以内」
あおいぼく一枚絵本は「1作60文字前後」
とマイルールを決めていますが、たまに長くなるんです。
長くなると、何が言いたいのか薄くなるし、読んでくれている人の時間をも奪ってしまいます。
読んでもらう限りは『少しの時間でも何かしらメッセージをしっかりと残そう』と思うのは正しいと僕は考えてます。
木下是雄さんは
「ある人は平均50字が目標だという」
との言葉もありました。
僕もあおいぼく一枚絵本を50文字前後でまとめてみようと努力もしてみます。
とても勉強になりました(^^)
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