J1第33節、新潟vs鹿島、プレビュー

J1第33節、新潟vs鹿島@デンカ
10月5日(土)14:00KO

新潟は前節、川崎Fに1-5の大敗、3試合連続の3失点以上という記録的な3連敗を喫した。
8月のリーグ戦は磐田戦(2-2)以外の試合で無失点と固い守備を誇っていたが、月が変わった9月は4試合で12失点と堅守が大きく崩壊した。
崩壊の原因はセンターバックのトーマス・デンと舞行龍ジェームズの不調、2人は名古屋戦(デン)と神戸戦(舞行龍)でそれぞれ負傷交代、それでも直後の試合に復帰していたが、コンディションがかなり悪く見えた。
そんな窮地を救ったのが稲村隼翔なのだが、関東大学リーグが再開したため早くても11月30日のG大阪戦まで戻ってくる事が出来ない状態である。
鹿島は前節、湘南に2-3の敗戦、新人右サイドバックの濃野公人が初めて2ゴールを決める活躍でリードしていたが、その後は残留争いの渦中にある湘南に3点を奪われて、まさかの逆転負けを喫した。
9月の公式戦は0勝2分2敗と1勝も出来なかったうえ、リーグに至ってはサマーブレイク明けの鳥栖戦(3-0)を最後に6試合連続未勝利。
また、天皇杯の神戸戦も0-3と2試合連続で3失点を喫しており、こちらの状態は深刻である。
ともに前節ショッキングの敗戦を喫した両者、信頼回復の勝利を捧げるのはどちらか?

前半戦の対戦

J1第18節、鹿島1-1新潟@カシマ
6月16日(日)18:00KO
鹿島:藤井智也、新潟:小見洋太

リーグ戦成績

7勝9分15敗(H:3勝4分8敗、A:4勝5分7敗)
新潟スタジアム:3勝4分8敗

シーズンダブル

新潟

勝利:09年
得点:ブルーノ・ロペス(11年)、ミシェウ(12年)
完封:なし

鹿島

勝利:06年、13年、16年、17年、23年
得点:小笠原満男(05年・3得点)、土居聖真(15年)、レアンドロ(17年・4得点)、鈴木優磨、垣田裕暉(23年)
完封:曽ヶ端準(08年)、早川友基(23年)

運命のLAST6

今節から運命のLAST6、これらの試合結果次第で来季の運命を決める。
ここでは奇跡的な逆転残留を果たした2012年~2017年と昨年の結果を照らし合わせる。

LAST6の結果

12:大宮(1-1)、鳥栖(0-2)、清水(1-0)
川崎F(0-1)、仙台(1-0)、札幌(4-2)→3勝1分2敗
13:F東京(0-2)、湘南(3-2)、大分(3-1)
仙台(1-0)、横浜M(2-0)、名古屋(2-0)→5勝0分1敗
14:清水(1-2)、鳥栖(2-0)、鹿島(1-2)
F東京(3-1)、横浜M(0-1)、柏(0-2)→2勝0分4敗
15:川崎F(1-2)、甲府(0-0)、松本(2-0)
名古屋(2-4)、湘南(0-2)、柏(1-1)→1勝2分3敗
16:横浜M(1-3)、鹿島(0-2)、磐田(2-1)
浦和(1-2)、G大阪(1-3)、広島(0-1)→1勝0分5敗
17:G大阪(1-0)、磐田(2-2)、鳥栖(1-0)
甲府(1-0)、清水(3-2)、C大阪(1-0)→5勝1分0敗
23:川崎F(3-2)、鳥栖(1-1)、京都(1-0)
F東京(0-0)、横浜M(0-0)、C大阪(1-0)→3勝3分0敗

節別の結果

第1戦:2勝1分4敗(2連勝中)
第2戦:2勝3分2敗(4季連続勝ちなし)
第3戦:6勝0分1敗(4連勝中)
第4戦:3勝1分3敗(2季連続負けなし)
第5戦:3勝1分3敗(2季連続負けなし)
最終戦:4勝1分2敗(2連勝中)

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