全国高校サッカー選手権情報

年末年始の風物詩、全国高校サッカー選手権大会が28日に開幕する。
新潟からは帝京長岡が2大会ぶり10回目の出場、県勢初の優勝を狙う。
今回は帝京長岡と各ブロックの展望を簡単に紹介する。

Aブロック

Aブロックの組み合わせ(JFAより抜粋)

岡山学芸館(岡山・中国2位★)、尚志(福島・プレミア東2位)
北海(北海道・優勝★)、大手前高松(香川・四国5位)
名古屋(愛知・県1部優勝★)、日章学園(宮崎・九州2位)
帝京長岡(新潟・北信越優勝☆)、長崎総科大付属(長崎・九州6位)
市立船橋(千葉・プレミア東5位)、高川学園(山口・県1部優勝☆)
星稜(石川・北信越4位)、四日市中央工(三重・県1部優勝☆)
☆=上位カテゴリーに昇格、★=昇格プレーオフ敗退

前回優勝校の岡山学芸館やベスト4経験者の尚志がいきなり激突。
順当に行けば、日章学園と3回戦で対戦する可能性は高いと思われる。
一方、下のブロックは歴代の優勝校である市立船橋、星稜、四日市中央工、3年前と4年前のベスト4帝京長岡と2年前のベスト4高川学園など強豪校勢揃いの死のブロックとなった。

Bブロック

Bブロック組み合わせ(JFAより抜粋)

青森山田(青森・プレミア東優勝・優勝)、飯塚(福岡・九州2部2位☆)
早稲田実業(東京B・都2部4位)、広島国際学院(広島・県1部2位)
静岡学園(静岡・プレミア西3位)、明徳義塾(高知・県1部6位)
昌平(埼玉・プレミア東7位)、奈良育英(奈良・県1部優勝★)
山形明正(山形・県1部8位)、米子北(鳥取・プレミア西7位)
遠野(岩手・県1部優勝★)、大津(熊本・プレミア西4位)
☆=上位カテゴリーに昇格、★=昇格プレーオフ敗退

Bブロックはプレミアが5校も揃う激戦区
初戦は青森山田以外はカテゴリーが3つ下の相手となるが、油断は禁物
2回戦以降は正念場の連続、国立に辿り着くのはどこの高校か?
それと、具体的な高校名は挙げないが、ピッチ内外で騒動を起こした高校が揃ってしまったのも何かの偶然か?

Cブロック

Cブロック組み合わせ(JFAより抜粋)

神村学園(鹿児島・プレミア西10位)、松本国際(長野・北信越2部4位)
仙台育英(宮城・県1部優勝☆)、神戸弘陵学園(兵庫・関西2部優勝☆)
前橋育英(群馬・プレミア東8位)、立正大淞南(島根・中国6位)
矢板中央(栃木・関東7位)、東海大仰星(大阪・関西5位)
明秀日立(茨城・県1部優勝★)、徳島市立(徳島・四国2位)
日大藤沢(神奈川・県1部優勝★)、近江(滋賀・関西2位★)
☆=上位カテゴリーに昇格、★=昇格プレーオフ敗退

インターハイ優勝の明秀日立をはじめ、前橋育英、矢板中央と北関東集結
他にも、仙台育英、日大藤沢、神戸弘陵、立正大淞南、徳島市立、神村学園と常連校が揃う。
ネームバリューで言えば、ここも死の組と言っても過言ではないだろう。

Dブロック

Dブロック組み合わせ(JFAより抜粋)

明桜(秋田・県1部優勝★)、名護(沖縄・県2部2位)
帝京第三(山梨・県1部優勝★)、初芝橋本(和歌山・県1部優勝☆)
堀越(東京A・東京6位)、今治東(愛媛・四国9位)
帝京大可児(岐阜・県1部優勝★)、柳ケ浦(大分・県1部3位)
丸岡(福井・北信越2部3位)、佐賀東(佐賀・九州2部7位)
富山第一(富山・北信越7位)、京都橘(京都・関西4位)
☆=上位カテゴリーに昇格、★=昇格プレーオフ敗退

4ブロックの中で唯一プレミア勢がいないDブロック
最有力は富山第一と京都橘の勝者、その間に入る高校がどこになるのか注目
正直、自分もどこが勝ち上がるのか1番わからないブロックである。

帝京長岡

1回戦:長崎総合科学大学付属(長崎)
2回戦:市立船橋(千葉)vs高川学園(山口)の勝者
3回戦:星稜(石川)vs四日市中央工(三重)の勝者
※1回戦~準々決勝の試合会場は全て柏の葉

Aブロックの展望でも触れた通り、帝京長岡のいるブロックは強豪校揃い。
悲願の国立上陸、大会制覇に向けて難しい序盤戦を戦うことになる。
国立行きをかけた準々決勝は岡山学芸館(岡山)、尚志(福島)、日章学園(宮崎)と対戦する可能性がありそう。

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