ルヴァンカップ決勝戦、DATABOX
11月2日、ルヴァンカップ決勝が行われる、新潟は初の決勝戦となる。
この試合を様々な角度から決勝戦を楽しめて見れるデータを紹介してみる。
ファイナリスト、過去の結果
新潟
初のカップファイナル
名古屋
1995年、名古屋3-0広島@国立
名古屋:小倉隆史2、平野孝
1999年、名古屋2-0広島@国立
名古屋:呂比須ワグナー、ストイコビッチ
2009年、名古屋1-4G大阪@国立
名古屋:中村直志、G大阪:ルーカス、遠藤保仁2、二川孝広
2021年、名古屋2-0C大阪@埼スタ
名古屋:前田直輝、稲垣祥(MVP)
監督紹介
松橋力蔵
千葉県立市原緑高校を卒業後、日産自動車に入社。
セカンドチームの日産ファームを経て、トップチームの日産自動車に加入
93年のJリーグ発足時は横浜Mの選手として在籍し、95年に退団
96年~97年に京都、98年~01年にジヤトコでプレー、ジヤトコでは主力として活躍して現役を引退。
02年~03年はジヤトコのコーチとして指導者の道を歩み始める。
04年、横浜Mの下部組織コーチを皮切りに経験を積むと、09年に横浜Mユース監督に就任。
高円宮杯、Jユース杯、クラブユース選手権とユースタイトルを獲得。
11年に発足したプレミアリーグの昇格にも貢献し、16年に1年戦った。
17年、横浜Mのヘッドコーチに就任、翌年からはコーチとして携わった。
21年、長年過ごした横浜Mを離れて、新潟のコーチに就任。
翌年からは新潟の監督となり、J1昇格とJ2優勝を成し遂げる。
J1復帰初年度は10位と躍進、今年はルヴァンカップ決勝に進出した。
獲得タイトル
J1リーグ:横浜M(1995年・選手、2019年・コーチ)
J2リーグ:新潟(2022年)
高円宮杯:横浜Mユース(2009年)
Jユース杯:横浜Mユース(2010年)
クラブユース:横浜Mユース(2013年、2015年)
サニックス国際:横浜Mユース(2014年)
カップファイナルの結果
09年高円宮杯、横浜Mユース7-1磐田ユース@埼スタ
10年Jユース、横浜Mユース4(延長)3F東京U-18@長居
13年クラブユース、横浜Mユース4(延長)1広島ユース@ニッパツ
14年サニックス、横浜Mユース(スコア不明)U-17日本代表@
15年クラブユース、横浜Mユース5-3大宮U-18@ニッパツ
17年天皇杯、横浜M1-2C大阪@埼スタ
18年ルヴァン、横浜M0-1湘南@埼スタ
長谷川健太
88年、筑波大学を卒業して日産自動車に入団。
加入年度から2年連続でJSL、JSL杯、天皇杯を全て穫る3冠を達成。
90年度もJSLとJSL杯で優勝し、8冠獲得に貢献した。
91年、3シーズン過ごした日産自動車を離れて、清水エスパルスに加入、92年の第1回ナビスコカップファイナリストメンバーに名を連ねる。
それから4年後の96年、過去2度の決勝で涙をのんだV川崎にリベンジし、悲願の初優勝を果たす。
99年に現役を引退、その翌年から浜松大学で指導者の道に進む。
05年、監督として清水に帰還し、天皇杯決勝まで勝ち進むも準優勝。
同クラブでは6年間で3回カップ戦の決勝戦に辿り着くも全て敗れている。
13年、J2に降格したG大阪の監督に就任、J2を優勝。
翌年には復帰初年度にJ1リーグ、ナビスコカップ、天皇杯の3冠を達成。
その後、15年に天皇杯を2連覇、20年にF東京でルヴァンカップ優勝、名古屋の監督として今年のルヴァンカップ決勝に進出。
監督で指揮したクラブを全て決勝まで導いている。
獲得タイトル
選手
JSL:日産自動車(1988年/89年、1989年/90年)
JSL杯:日産自動車(1988年、1989年、1990年)
天皇杯:日産自動車(1988年、1989年)
ナビスコ:清水(1996年)
監督
J1リーグ:G大阪(2014年)
J2リーグ:G大阪(2013年)
Jリーグ杯:G大阪(2014年)、F東京(2020年)
天 皇 杯:G大阪(2014年、2015年)
スーパー杯:G大阪(2015年)
カップファイナルの結果
1992年ナビスコ、清水0-1V川崎@国立
1993年ナビスコ、清水1-2V川崎@国立
1996年ナビスコ、清水3(5-4)3V川崎@国立
1998年天皇杯、清水1-2横浜F@国立
2005年天皇杯、清水1-2浦和@国立
2008年ナビスコ、清水0-2大分@国立
2010年天皇杯、清水1-2鹿島@国立
2014年ナビスコ、G大阪3-2広島@埼スタ
2014年天皇杯、G大阪3-1山形@味スタ
2015年ナビスコ、G大阪0-3鹿島@埼スタ
2015年天皇杯、G大阪2-1浦和@味スタ
2016年ナビスコ、G大阪1(4-5)1浦和@埼スタ
2020年ナビスコ、F東京2-1柏@国立
関係・因縁
松橋力蔵と長谷川健太は日産自動車の先輩後輩(後者が先輩)
2015年、新潟の決勝進出を阻んだのがG大阪、当時の監督が長谷川健太
J1昇格後、リーグ戦で初めて先制点を奪った時の相手が名古屋
ナビスコカップ初勝利の時の対戦相手も名古屋
国立の成績
新潟:0勝1分5敗(0勝1分4敗)
2004年J1前期第6節、市原2-1新潟
市原:茶野隆行、巻誠一郎、新潟:森田浩史
2004年J1後期第11節、新潟1-3柏R
新潟:ファビーニョ、柏:波戸康広、永田充、玉田圭司
2005年J1第7節、東京V2-2新潟
東京V:ワシントン2、新潟:エジミウソン2
2013年ナビスコ予選第6節、F東京2-1新潟
F東京:石川直宏、三田啓貴、新潟:岡本英也
2023年J1第22節 名古屋1-0新潟
名古屋:森下龍矢
2024年J1第23節、F東京2-0新潟
F東京:遠藤渓太、野澤零温
名古屋:21勝2分8敗(16勝0分7敗)
J1:16-0-7、NL:1-1-0
SC:1-1-0、EP:2-0-1、その他:1-0-0
新国立完成後の結果
2023年J1第13節、鹿島2-0名古屋
鹿島:鈴木優磨、知念慶
2023年J1第22節 名古屋1-0新潟
名古屋:森下龍矢
2024年J1第30節、F東京4-1名古屋
F東京:東慶悟、D・オリヴェイラ、高宇洋、仲川輝人、名古屋:稲垣祥
アルビファミリー・新潟県勢のカップファイナル結果
2008年高円宮杯U-15選手権、新潟0-1F東京・深川@国立
F東京・深川:渡辺直輝
※新潟は早川史哉、F東京は橋本拳人が出場
2011年度皇后杯、新潟L0-3INAC神戸@国立
INAC神戸:南山千明、高瀬愛実、田中明日菜
※主審はジャッジリプレイでお馴染みの深野悦子氏
2013年度皇后杯、新潟L2(3-4)2INAC神戸@NACK5
新潟L:マッカーティ2、INAC神戸:近賀ゆかり、チ・ソヨン
2015年度皇后杯、新潟L0-1INAC神戸@等々力
INAC神戸:澤穂希 ※澤穂希のラストマッチ、主審は山下良美
2016年度皇后杯、新潟L0(4-5)0INAC神戸@フクアリ
得点者なし
2022年度インカレ、新潟医療福祉大学2-3桐蔭横浜大学@国立
新潟医療福祉大学:田中翔太、二階堂正哉、桐蔭横浜大学:寺沼星文、笠井佳祐、山田新
2023年WEリーグ杯、新潟L0(2-4)0広島R@等々力
得点者なし
2024年総理大臣杯、新潟医療福祉大学1-2阪南大学@いわぎん
新潟医療福祉大学:田澤夢積、阪南大学:中田有祐、金子光汰
2024年全国社会人選手権大会、JSC1-0FC徳島@滋賀県東近江市布引競技場
JSC:篠田翔太
J2オリジナル10初めてのタイトルマッチ
札 幌:2019年ルヴァン、札幌3(4-5)3川崎F@埼スタ
山 形:2014年天皇杯、山形1-3G大阪@国立
仙 台:2018年天皇杯、仙台0-1浦和@埼スタ
大 宮:なし(最高記録:05年、16年天皇杯、ベスト4)
F東京:2004年ナビスコ、F東京0(4-2)0浦和@国立
川崎F:2000年ナビスコ、川崎F0-2鹿島@国立
甲 府:2022年天皇杯、甲府1(5-4)1広島@日産ス
新 潟:2024年ルヴァン、新潟?-?名古屋@国立
大 分:2008年ナビスコ、大分2-0清水@国立
鳥 栖:なし(最高記録:2013年、天皇杯ベスト4)
今季の公式戦スコアラー、得点試合の結果
新潟
谷口海斗:10得点(7勝2分1敗)、3得点(2勝1分0敗)
長倉幹樹:5得点(1勝1分3敗)、6得点(2勝1分0敗)
藤原奏哉:4得点(1勝1分2敗)、0得点(0勝0分0敗)
小野裕二:4得点(3勝0分1敗)、1得点(1勝0分0敗)
早川史哉:2得点(0勝0分2敗)、0得点(0勝0分0敗)
小見洋太:2得点(1勝1分0敗)、3得点(2勝1分0敗)
鈴木孝司:2得点(1勝1分0敗)、1得点(0勝1分0敗)
秋山裕紀:2得点(0勝2分0敗)、0得点(0勝0分0敗)
太田修介:2得点(0勝0分2敗)、2得点(2勝0分0敗)
新井直人:1得点(1勝0分0敗)、-得点(-勝-分-敗)
長谷川元希:1得点(1勝0分0敗)、1得点(1勝0分0敗)
千葉和彦:1得点(0勝1分0敗)、0得点(0勝0分0敗)
高木善朗:1得点(0勝1分0敗)、0得点(0勝0分0敗)
遠藤凌:1得点(0勝0分1敗)、0得点(0勝0分0敗)
奥村仁:1得点(1勝0分0敗)、1得点(1勝1分0敗)
オウンゴール:1得点(1勝0分0敗)、0得点(0勝0分0敗)
舞行龍:1得点(0勝0分1敗)、0得点(0勝0分0敗)
松田詠太郎:1得点(1勝0分0敗)、0得点(0勝0分0敗)
宮本英治:1得点(0勝1分0敗)、0得点(0勝0分0敗)
長谷川巧:0得点(0勝0分0敗)、1得点(1勝0分0敗)
石山青空:0得点(0勝0分0敗)、2得点(1勝0分1敗)
星雄次:0得点(0勝0分0敗)、1得点(1勝0分0敗)
名古屋
永井謙佑:6得点(5勝1分0敗)、1得点(1勝0分0敗)
稲垣祥:6得点(3勝1分1敗)、0得点(0勝0分0敗)
パトリック:5得点(2勝1分1敗)、3得点(2勝0分0敗)
キャスパー・ユンカー:4得点(1勝0分1敗)、0得点(0勝0分0敗)
森島司:3得点(3勝0分0敗)、0得点(0勝0分0敗)
ハ・チャンレ:3得点(1勝0分2敗)、0得点(0勝0分0敗)
倍井謙:2得点(2勝0分0敗)、0得点(0勝0分0敗)
三國ケネディエブス:2得点(2勝0分0敗)、1得点(1勝0分0敗)
和泉竜司:2得点(1勝0分1敗)、0得点(0勝0分0敗)
山中亮輔:1得点(1勝0分0敗)、0得点(0勝0分0敗)
オウンゴール:1得点(1勝0分0敗)、1得点(1勝0分0敗)
椎橋慧也:1得点(0勝1分0敗)、1得点(1勝0分0敗)
久保藤次郎:1得点(0勝0分1敗)、0得点(0勝0分0敗)
相馬勇紀:1得点(1勝0分0敗)、-得点(-勝-分-敗)
山岸祐也:1得点(1勝0分0敗)、3得点(1勝1分1敗)
野上結貴:1得点(1勝0分0敗)、1得点(1勝0分0敗)
菊地泰智:1得点(1勝0分0敗)、0得点(0勝0分0敗)
吉田温紀:1得点(0勝0分1敗)、1得点(1勝0分0敗)
中山克広:0得点(0勝0分0敗)、1得点(1勝0分0敗)
直近の主審とVAR
新潟と名古屋の直近5試合
第33節:木村(池内)、清水勇(小屋)
LSF1:山本(吉田)、中村(上原)
LSF2:池内(清水勇)、西村(川俣)、
第34節:谷本(高崎)、上村(榎本)
第35節:高崎(西村)、岡部(先立)
左が新潟、右が名古屋、対象は10月の公式戦
決勝戦
19:荒木友輔(佐藤隆治)
20:福島孝一郎(VARなし)
21:家本政明(中村太)
22:山本雄大(飯田淳平)
23:中村太(笠原寛貴)
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