Perplexityを使って「表記揺れ」を防げるのか調べてみた(8日目)
今日は、実務でPerplexityを活用する方法を考えたい。
私の仕事は、中小企業のコンテンツマーケティングの業務だ。主にオウンドメディアの運営、ホワイトペーパーの作成、メルマガの配信、SNS投稿などを行っている。「誰に」「何を」「どうやって(どの媒体で)伝えるのか」を考えて、問い合わせを増やすのが仕事だ。
この仕事の中で、地味に時間のかかる作業に「表記揺れ」チェックがある。
Perplexityを使って、この作業が簡易化できないかを調べてみよう。
一般的な表記揺れのチェックには、「表記ルールを作成する」「ライターや校正者間で共有する」「ルールに基づきチェックする」という流れがあるだろう。
場合によっては、校正ツールを使う場合もあると思うが、自分が関わってきた小規模サイトの場合は、目視チェックや表記揺れを検索して修正するような地道な方法で対応している。
今回、Perplexityを活用した表記揺れの防止方法を考えるが、以下の視点でまとめてみたい。
表記ルールの作成
表記ルールの適応
表記ルールの共有と更新
では、いってみよう!
1. 表記ルールの作成
まずは表記ルールを作成するところから。
自分の場合は、Googleスプレッドシートなどで表記ルールを個人的に作っている。なぜなら自分が関わっている小規模サイトの場合、自分がディレクションもしているしライティングもしているから。自分(と確認者)がわかればよし。
しかし、行き当たりばったりで表記ルールを作っていると、古い記事の表記揺れが発生してしまう。ある程度初めに基本となるルールがある状態でオウンドメディアを運営していきたい。
ちなみに表記ルールは絶対的に正しいものがあるわけではない。このルールでやっていきましょうね、というルールを決めて、オウンドメディア内で表記を揃えるのが目的だ。
(書いていて気づいたけど、表記ルールとは別に、自分がよくミスをしてしまう、間違った用法や誤字などは別にまとめておいた方がいいな)
よし。実際に作成していこう。以下の手順を用いる。
まずはPerplexityに表記ルールの一般的なカテゴリを出力してもらう。
不要なものは削除、統合できるものは統合、追加が必要なものは追加。
カテゴリごとにルールを追加する。Perplexityにサンプルを出力してもらい、自分がこれまで運用してきたものを追記する。
スプレッドシートにまとめる。
よし。できあがり。1時間ほど時間はかかった。
2. 表記ルールの適応
Perplexityを利用して、以下のように表記ルールを適応して文章を校正してもらうことができそうだ▼
ただし、完璧にはできないそうなので、最終的なチェックは人間が行う必要があるそう。補助的に使ってみよう。
3. 表記ルールの共有と更新
Perplexityで共有しようかと思ったけど、仕事仲間が使っているわけではないので、引き続きスプレッドシートで共有しよう。
基本のルールが作れたので、ここからは気づいた時に都度更新していくことにする。
今日はここまで。