海と空。光と闇。 【38歳で突然スピリチュアル能力が開花した話・41】
前回の続きです。
7月のある日。
すっかり暑いです。
その日、長男はお友達の家にお泊まりに行っていて。パパは仕事。
私、次男、娘の3人で家でダラダラしていました。
夕方になると次男と娘が急に「ビーチに行きたい!」と言い出して、ニューヨークの夏は9時頃まで暗くならないので、行っちゃいました。おにぎりとか持って。
ビーチに到着。
最初は晴れてたんですが、段々と雲が出て来ました。
真っ正面、海の上は雨が降っているのが見えます。
これだけハッキリ見えるなら結構な豪雨かも?
左を見ると、雲の隙間から夕陽が漏れてはしごになってました。
正面。雨。
左。光のはしご。
あれま。まるで最近よく色んな存在から言われている「光と闇」みたい。
その次の日。
前日私たちがビーチに行ったと知って長男が「ずるーい」と言い始め。
下二人もまた「ビーチで遊びたい!」と言うので、2日続けて同じビーチに出かけました。
今日はどんな空を見るんだろう?と何となく気になりながら運転して、ビーチに到着してみると。
昨日は雨雲と太陽が離れてた。
今日は雨雲と太陽がくっついてた。
光と闇はくっついてました。
光と闇はくっついていて、それが完璧なんだ、という気がして。
誰が言ってるのか分からないけど。
『光と闇の統合』
という言葉がずっと頭に浮かんでいる。
そのまま「誰か」が続けます。
『光と闇、両方が必要。
光の方ばかりが魅力的に見えるが、雨が降らなければ生きていけない。
昼間だけだったら落ち着いて眠れない。
お前達は光を求めてこの浜辺に遊びに来ている気になっている。
でも実際にはパラソルを砂に刺し、必死で闇を作ってその中で落ち着く。
闇と恐怖をくっつけているのはお前達自身。
自分達の恐怖を闇に押し付けているだけだろう。
本当の闇は光と同じくらいお前達の味方だという事を思い出しなさい』
闇=怖い、そう思ってました。
でもこのパラソルの話を聞いて、なるほどな〜と。
そうだよなー、闇だってめちゃ必要だよな。怖がっちゃかわいそうだな。
何だかやけに納得したら。
急に雨雲が居なくなって、夕陽が見えちゃいました。
あらまー。
「水と夕陽」。
どうやら私はこれに弱いみたいですね。
どうしても感動しちゃいます。
夕陽の時間が好きなのは、「光と闇がくっつく時間」だからかもしれない。
海に落ちる夕陽を見ながら、世界樹カプセルホテルに行ってアデルにオロナインを塗りました。
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