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ココロの教室①(8歳の瞑想体験) 【38歳で突然スピリチュアル能力が開花した話・2】
子供の頃に母に連れられて7回だけ通った、ちょっと変わった習い事の話。
8歳の時の事です。
とある土曜日の午後。
初めて母に
「明日ココロの教室行くよ、ココロっ!」
と突然言われた時は、なんの事やらさっぱりわからなかった
『心の教室』。
なにそれ?と母に尋ねると、
「あんたのためになるものだよ。自分の心をコントロールするやり方を教わるのよ。」
と言われ、やっぱり意味が分からない。
そして次の日、日曜日の朝。
母と電車を乗り継いで着いた場所は、フツーのアパート。外階段の。
中は、、2DK?子供の頃の記憶だからちょい曖昧だけど。
入るとまず、キッチンとダイニング。
ダイニングにはちゃぶ台、そして背の低い本棚に、なぜかドラ○もんのマンガがぎっしり。
あれが先生なのかな?と思われるおばさんが1人。
(8歳から見た「おばさん」なので・・・あの頃は40代に見えたけどもしかしてまだ30代だったのかもしれません)
生徒さんと思われる、20代、30代の男女が5人くらい。
(もしかして1人か2人はスタッフだったのかもしれないけどあの頃そのへん気にして見てなかったのでよく分からない)
最初はみんなでちゃぶ台でお茶を飲みながら雑談するんだけど、大人たちに「ほらマンガいっぱいあるよ〜」と勧められて8歳の私はすぐにドラ○もんの世界に入っちゃったから、大人たちがどんな話をしてたか全く記憶にないのです。
ちゃぶ台の輪の後ろでゴロゴロ寝っ転がってマンガ読んでてもみんな放っといてくれる、てか大人の方から「ここではラクにしていいのよ、ゴロゴロしちゃって〜。ジュース飲む?」なんて言ってくれる、いい場所だな〜って思ってた。
今考えれば、大人たちが子供に邪魔されずにお話するために用意されてたドラちゃんだよね。
ってことは、私以外にも子供が来てたってことかな?
私は他に子供をあそこで見たことはないけど。
雑談タイムが終わると、大人たちは隣の部屋へ移動しました。
隣は多分、6畳と4畳半の間のふすまを取って一部屋にした感じ。両方和室。
家具は何もなく、先生が座布団に座り、先生に向かい合って生徒さんたちも座布団に座っていました。
生徒さんたちの座る場所はバラバラ。部屋いっぱいを使って、両手を伸ばしてもぶつからないようにしていたような。多分。
この時も最初しばらく、部屋の中で先生が何やら説明っぽいのをしている間は、私はちゃぶ台の部屋に残されてマンガを読まされていました。
しばらくして『訓練タイム』みたいなのが始まると、私も部屋の中に呼ばれます。
部屋に入ると、座布団に座った大人たちがにっこりしながら私を見ます。基本みんな明るくていい人たち。
母も部屋の後ろの方に座っていました。
母にとっても、この時が初回です。
私だけ説明を受けてないので、何をするのかさっぱり分からない。
とりあえず先生の目の前に座布団を置いて、座らされました。
「座り方は自由でいいのよ。楽な姿勢でいいからね」
おばさん先生はにっこり笑って優しく言いました。
「じゃあ、はじめますね(ニコッ)」
とおばさん先生が言って最初にやったのは、多分なんですが、、私の記憶では、
『指先にオーラを集めて、それを見る練習』
だったような気がする。