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ペットのこころとからだ:東洋医学で考える心のケア

ペットは私たちの大切な家族です。室内犬や猫として人間と一緒に暮らすようになった彼らは、昔よりも感情豊かになり、私たちの言葉や雰囲気を敏感に察するようになりました。昔から「夫婦喧嘩は犬も食わぬ」と言いますが、最近は「夫婦喧嘩で犬が食わぬ」、といった繊細な反応を見せることもあります。

人のパートナーとなり感情が豊かになりペットたちにも「心の病」が目立つようになりました。今回は、ペットの心と体の関係を東洋医学の視点から紐解き、心のケア方法についてお話しします。


東洋医学で見るペットの心と臓器の関係

東洋医学では、感情と臓器は密接に結びついていると考えます。それぞれの感情は特定の臓器と関連があり、感情が強くなりすぎると臓器を傷つけるとされています。

  • 心(こころ): 喜び(過剰な喜びは「心」を消耗させる)

  • 腎(じん): 恐れ(恐怖心が「腎」を弱らせる)

  • 肺(はい): 悲しみ(悲しみが「肺」を傷つける)

  • 肝(かん): 怒り(怒りが「肝」を熱っぽくさせる)

  • 脾(ひ): 思い悩む(悩みや思考のしすぎが「脾」に負担をかける)

例えば、悲しみが強いペットは肺の不調を起こしやすく、呼吸器系の病気にかかるリスクが高まります。このように感情が臓器に与える影響を理解することで、心と体の両方から健康を守ることができます。


ペット五行診断法:毛色からわかる性格と病気の傾向

私自身、長年にわたり東洋医学をペットの治療に応用してきました。その中で、ペットの毛色や性格、病気に傾向があることに気づき、ペット五行診断法を確立しました。

  • 白い毛のペット: 肺に関連。悲しみやすい傾向があり、呼吸器の病気に注意が必要。

  • 黒い毛のペット: 腎に関連。恐怖心が強い場合が多く、腎臓や膀胱のケアが大切。

  • 茶色い毛のペット: 脾に関連。悩みがちな性格が多く、消化器系の病気に注意。

飼い主として、ペットの性格や行動を観察し、心と体のバランスを整えることが重要です。


心のケアに役立つ漢方アロマ「五情オイル」

ペットの心の病には、東洋医学の得意分野である漢方が力を発揮します。特に、ペット専用に開発された五情オイルという漢方アロマは、ペットの心を癒すために最適です。

  • 経皮吸収の効果: ペットの皮膚から吸収され、体内に直接作用。

  • 香りの癒し: 飼い主さんも一緒にリラックスできる効果が期待できます。

  • 五情(喜・怒・思・悲・恐)に対応: それぞれの感情と臓器に特化したオイルが用意されています。

ペットと飼い主の両方がこのアロマで心身を癒すことで、さらに強い絆を築くことができます。


心と体をつなぐケアを大切に

ペットは私たちの心を癒してくれる存在ですが、彼らもまた、私たちの感情や雰囲気に大きく影響を受けています。東洋医学の知恵を活用し、感情と臓器の関係を理解することで、ペットの心と体をより深くケアすることが可能です。

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