【MarginNote 3】理数系だってiPad一台で勉強を完結させたいんだよ【問題演習が快適だと?】

閲覧ありがとうございます!長月です。

今回はmarginnote3を使って、iPad1台で快適に理数系の問題演習をしていこう!という記事です。

iPadでテキストとノートを同時に表示して勉強しよう!というときに
「画面が小さくて見にくい&書きにくい!」
「Split Viewの固定された分割比率が絶妙に不便!」
「Slide Overで3画面目を召喚したら画面がカオスなことに!」
「そもそも参照したい資料が多すぎて画面分割が足りない!」
などといったこと、ありませんか?

何度12.9インチのiPadが欲しくなったことか……。
(※結局買っちゃいました)

12.9インチでなくても勉強が暗記中心なら、このようなことで困ることはあまりないかもしれません。
しかし、計算ゴリゴリやるぞ!とにかく手を動かして演習するぞ!という勉強内容になってくると、これらの欠点がストレスに直結してくるように思います。

私は理数系学部所属ではありませんが、勉強している科目には力学系が多いので、iPadだけで問題演習をするのには結構苦しみました。
ちなみに現在使用しているiPadは無印第7世代。画面が小さいので特に問題演習には向かないですね。

さて、以前、marginnote3で資料のまとめを作る方法を紹介しました。しかし、このアプリは資料のまとめを作れるだけのアプリではありません。
自由度の高い画面構成を生かし、問題演習をするためのワークスペースとして使うこともできるのです!

この記事は上記のような画面分割での使いにくさに悩まされている方に役立てていただけると思いますので、少しでも参考になれば幸いです!

ワークスペースとしての使い方

今回は一例として、問題集、解答用紙、正誤記録用紙、計算用紙の4つを同時に表示しながら使う方法を紹介します。

詳しい操作方法は前回のmarginnote3の記事で解説していますので、今回は基本的な操作の説明を少々省いています。

メニュー画面で「学習」からマインドマップファイルを新規作成し、必要なPDF資料をインポートします。
今回は問題集と解答用紙をインポートします。

書類の幅は「<・>」マークのドラッグでいつでも調整が可能です。
比率は固定されていませんので、必要に応じて微調整することができます。
資料自体をピンチアウトでズームして拡大表示することもできます。

正誤記録用紙と計算用紙はマインドマップファイル上に直接作成します。
「〜〜」のマークをタップし、手書きモードをONにします。

親マインドマップを正誤記録用紙として使います。
記録は問題を解きながら書き加えていくため、いつでもアクセスしやすいように親マインドマップに作るのが最も便利であるように思います。
どのような記録を作るかは好み次第ですので、この書き込み例の通りに作成する必要はありません。

続いて、計算用紙を子マインドマップとして作成します。
子マインドマップの名前を入力するとウィンドウが表示されます。
手書きモードONの状態であれば、手書きでの書き込みが可能です。

このウィンドウはサイズや位置をいつでも変更できます。
下にある記録用紙に書き込むときだけ位置をずらしたり、計算スペースを広くとりたいときはウィンドウを大きくしたりと使いやすいように動かせるので、Split ViewやSlide Overよりもフレキシブルに使うことができるのです。

解答用紙も同時に表示して書き込んでいきましょう。
「▲」が2つ並んでいるマークをタップし、「2画面」を選択してください。
すると、現在表示されている問題集のPDFが2画面になり表示されました。

下の画面をタップしてから、再び「▲」が並んだマークをタップします。
ファイル名の一覧から解答用紙のPDFファイルを選択すると、下の画面が解答用紙に変更されます。
上画面と下画面の分割比率も、境目の部分をドラッグすることで自由に変更できます。

解答用紙に手書きで解答できます。マーク式解答用紙でも同じように書き込めますね。
手書きモードでインポート資料へ書き込んだものはPDFの注釈として反映されます。

これで4画面表示していることになりますが、実際にアプリを触ってみれば、使いにくさはほとんど感じないと思います。
いつでも自由に画面分割の比率を変更できますし、計算用紙のウィンドウは画面全体の好きな箇所に置けるので、実際に紙の資料を机に広げて作業するのと同じ感覚で問題演習を進めることができます。

長月が実際に使用している例

これは私が実際に使っているレイアウトです。
画像にぼかしをかけていますが、こちらは数的推理の問題集で、ひとつのPDFファイルの問題部分と解説部分を2画面で同時に表示しています。


また、発想次第でワークスペースを自分流にアレンジして作り込むことも可能です。
こちらでは、問題集を直接抜粋して苦手問題集を作っています。
苦手問題集は、親マインドマップシートから新たに子マインドマップシートを追加し、そこからさらに階層を分けたり分岐させたりして管理しています。

抜粋したカードをタップし、「フォーカス」を選択すると、そのカードのみに紐付けられた空間が出現します。
ここにメモを残すことができるので、解答プロセスを記録したり気づいたことを書き留めたりするというように活用しています。

すべて発想次第!自分だけのワークスペースを作ろう

marginnote3の可能性を少しでも感じていただけたでしょうか!

ところで、正直なことを言いますと、iPad第7世代(32GB)でワークスペースを作り込んでいくと、スペック不足によりアプリが落ちます……。
(第8世代は性能が上がったらしいので、おそらく第7世代よりは耐えてくれると思いますが……どうだろう?)

スペックによる制約などなどで私もすべての機能を使いこなせているわけではないので、もし他に画期的な使い方を発見した方がいらっしゃったら、是非ネット上で記事などを作っていただけたらいいなあと思っております。

最後になりましたが、記事を読んでくださりありがとうございました!
次回も是非見にきてください!長月でした。

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