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愛する人愛される人。

もしも、運命というものがあるとして...

愛されるために生まれてきた人
愛するために生まれてきた人

私はいったい、どっちなんだろう...。

...なんてことは考えません。

愛されたら嬉しいし
愛せることは幸せだ。

なんだかんだ言っても
愛されたいし愛したいものですよね。

サヨナライツカ

いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない
孤独はもっとも裏切ることのない友人の一人だと思うほうがよい
愛に怯える前に、傘を買っておく必要がある
どんなに愛されても幸福を信じてはならない
どんなに愛されても決して愛しすぎてはならない
愛なんか季節のようなもの
ただ巡って人生を彩りあきさせないだけのもの
愛なんて口にした瞬間、消えてしまう氷のカケラ
サヨナライツカ

永遠の幸福なんてないように
永遠の不幸もない
いつかサヨナラがやってきて、いつかコンニチワがやってくる
人は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと
愛したことを思い出すヒトとにわかれる

私はきっと愛したことを思い出す

これは
辻仁成さんの小説『サヨナライツカ』
冒頭に書かれている詩です。

あなたは

この世を去る時
どちらを思い出すのでしょう..?

私は...

愛したことを思い出す。

ような気がします^^

☆.+゚'・:*+☆.+゚'・:*+

辻さんが主宰するサイト
https://www.designstoriesinc.com/
『Design Stories』にて公開されている辻さんの日記を毎日読んでいます。
その中で先日「サヨナライツカ」がちらっと出てきて、それが頭に残っていたので、こんな記事を書いてみました。