結果、モブだけれども(はじめに)
こんにちは。普通の会社員、ありあと申します。
プロフィールにある通り、物語などでいうとモブです。笑
けれど、モブにもモブなりの人生があるというものでして!
なんとなく、そのモブ人生をここにゆるりゆるりと綴っていきたいなと思いました。
はじめに、ということで簡単に"私"というキャラクターの設定を綴ります。
父は公務員、母は専業主婦、「安定している」と周りからは言われがちな両親の元に生まれ、育ちました。兄弟は4つ離れた弟が1人です。
父は努力家で勉強家、そして神経質…というよりも自己中心的な性格をしていましたので、いわゆるクレーマーでした。そのせいで、行きづらくなったお店もありましたし、ある時は電話営業の人を泣かせたこともありました。(セールスといえ、気の毒でした…)もちろん、それは外だけではなく、家族にもで、小さい頃から父には色々な小言を言われました。しかし、如何にも父は論理的に正論を言っているように聞こえましたが、私は成長するにつれ、その言葉1つ1つに矛盾を感じるようになり、そのことを指摘するようになります。すると父は感情的に怒り、私は怯えながらも心の中で呆れていました。
母は、おおらかな性格で、人あたりがよく、適度に人と付き合える性格でした。仲のいい友達はいれども、ずっと同じひとといるわけではなく、色んな人と浅く広く付き合うタイプで、悪口は言わない、言われない人だと思っています。また、要領が良かったので、適度に力を抜き、生きているタイプで、口癖は「人生諦めが肝心」でした。また、基本的に勉強はしないタイプですが、家事は手を抜かない人でした。
そんな2人から生まれた私は、母のようになりたかったのですが、本質は父の性格を引き継いでおり、自己中心的な性格をしていることに幼い頃から気が付いていました。そして、愛されたい、自分が中心にいたいという気持ちを持ちつつも、自分にそのスペックがないことは分かっていましたので、常に謙虚に、そして自分を抑え、「感情的になったらおしまい」といつも心で唱え、自分を作り、どうしても相手に意見を述べたい時は、頭の中で物事を整理し考える癖がついていました。
そうです。私は、幼い頃からヒロインに憧れつつも、自分はモブだと分かっていました。笑
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