2024.10.01 探偵ありあ
筆箱の中に、見慣れないボールペンが1本入っていました。
ちょっと薄い青色のそれは明らかに買ったばかりのようで、インクもまだ満タンにみえます。
一体どなたのでしょう。
バイト先か学校か、あるいはスタバで勉強している時に混ざったのかな。
いずれにせよ捨てるわけにはいかないし、わたしが使うわけにもいかないし。
ええ、これは地味に困るやつです。
ボールペンにとっても、たまったもんじゃあありません。
ですからいまのわたしは、探偵ありあ。
ペンの匂いを嗅いで友だちの匂いがしないかを確かめ、
はたまたデザインや色から、このペンを好きそうな知り合いを思い浮かべ。
まるで持ち主など見つかるようには思えませんが、それでもやるしかありません。
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