小説家が執筆に使っているツール
小説を書くのに作家の皆さんがどんなツールを使って書いているのか、気になりませんか?
私は他の作家さんが使っているツールが気になります。それが便利なものなら是非取り入れたいです。
私が使っているツールは
“MicrosoftWord” と “Evernote”
“MicrosoftWord”を使う理由はこれまで書籍化させて頂いた出版社がすべて“MicrosoftWord”での納品が基本だったからです。
“Evernote”を使っているのは、作家になる前から個人的にビジネスで利用していたからというのが、一つ。
もう一つは、クラウドを利用して複数のデバイスで同期できるから。例えば、スマホで書いた下書きをPCで手軽に修正できます。
※ “MicrosoftWord” と “Evernote”の説明は割愛させて頂きます
どんな風に使っているかというと
プロットやキャラクター設定、世界観の設定などをEvernoteに殴り書きします。
Evernoteに書いた設定関係のノートを概ね開いている状態で本文をMicrosoftWordに縦書きで執筆。Wordに書いた文章をEvernoteの本文ノートブック内にノートを作成してコピペ。
コピペしたノートはWEBと同様に横書きになるので、ここで推敲しつつWEBで読みやすく改行。
縦書きから横書きに変わるので割と新鮮な気持ちで文章を読み返すことが出来ます。
Evernoteに1ノート1話で作成して、これをベースにWEBへ投稿。
ざっと、こんな手順です。
Evernoteの利用方法
上記画像はEvernoteの一部分(※ 階層構造で管理しています)
因みに、タスク管理もEvernoteを使っています。
話を戻しましょう。
“800 サンプル” これが作品の親ノートブック。これの階層下に次のノートブックを作成。各ノートブックの中にノート(ファイル)を作成しています。
“800 .プロット”
“800 .下書き”
“800 アイディア”
“800 キャラクター”
“800 資料”
“800 設定”
“800 本文”
“サンプル”としていますが、本来はここの“サンプル”部分に作品タイトルが入ります。
各作品ごとに
.プロット
・プロットを書きます(箇条書き+ちょっとした捕捉文)
・プロットなのでノートの数も増えていきます
.下書き
・スマホなどでEvernoteに直書きの場合は下書きに保存
アイディア
・プロット作成時&執筆中に思い付いたアイディアを箇条書きにしています
キャラクター
・主人公を含むキャラクターの詳細設定を箇条書きにしています
資料
・書籍やWEBから集めた資料を箇条書きにしたり、WEB画面の画像を貼っています
設定
・作品の世界観などの基本的な設定を箇条書きにしています
・キャラクターの相関関係などもここに書いています
本文
・Wordで書いた文章をEvernoteにコピペして推敲しつつ改行など加え、WEBに投稿できる文章にします
・1ノート1話としています
そんな風にして書かれた作品の一つが『転生! 竹中半兵衛 マイナー武将に転生した仲間たちと戦国乱世を生き抜く』です。
2020年4月30日にコミックス2巻が発売となりました!
そして、2020年5月30日に書籍5巻が発売となります!!
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