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決戦! 空間魔法vs空間魔法 『救わなきゃダメですか? 異世界』4巻

こんにちは、青山有です。

書籍レビュー/ご紹介の第四回目は、『救わなきゃダメですか? 異世界』4巻 です。

■書籍情報
著者:青山有
イラストレーター:ニリツ
刊行:ポニーキャニオン/ぽにきゃんBOOKS

表紙は主人公と彼にお姫様抱っこされるラウラ姫。チラリと見えている足を気にする仕草が可愛らしいですね。

彼女は物語中盤のキーとなるキャラクターです。

そう!

主人公たちが巻き込まれている戦争を終結させるキーとなる重要なキャラクターです。

そして、主人公側の政略戦の切り札となります。

そしてヒロイン候補だったりします。お姫様(敵国の有力貴族の孫娘)なので他のヒロイン候補たちとは一味違ったアプローチを見せてくれます。

政略的に動きます。

まあ、その辺りのことは今後予定しているキャラクター紹介でお話しさえて頂きたいと思います。

そして裏表紙


主人公たちとともに異世界に召喚された一人、ロビン・フット君。

主人公サイドで最も人を信用しません。

人を信用しないだけでなく、とても計算高く割と腹黒い一面もあります。

そして、主人公同様に“強奪系スキル”を所持し、他者や魔物から優れた能力を奪って自身を強化することに執着する一面も併せ持っています。

1巻から登場するロビンですが、4巻でようやく裏表紙に登場しました。

■あらすじ
異世界へと転移した青年・ミチナガ。
彼が指揮する部隊「チェックメイト」はラウラ姫というカードを手に、政治的な展望を携えこの世界に更に深く入り込んでいく…。
神器の出現や使役獣など、新たな力の存在とともに、更に戦いが洗練されていく部隊「チェックメイト」の面々。
そんな彼らの前に、遂に因縁の男が姿を現す…!
拡大する戦乱が眠った野心を呼び覚ます。
思惑が錯綜し、策謀が渦巻く混沌の第4巻!

■ストーリーと見どころ

実の叔父に幽閉されていたラウラ・グランフェルト姫を救出し、不当に乗っ取られたグランフェルト領を解放した主人公たち。

ラウラ姫とお付きの侍女二人(セルマとローゼ)を伴って再び最前線へと舞い戻ります。

戻るや否や最前線に投入される主人公たちチェックメイトのメンバー。

しかし、その間隙に主人公だけでなく他のメンバーも彼らを召喚した女神と夢の中で邂逅します。

そこで彼らはもう一方の競うべき異世界の方が、彼らに課せられたミッションの一つである“ダンジョン攻略”が一歩も二歩も進んでいると知らされます。

つまり、このままではこちら側の異世界が消滅してしまう可能性が高まった訳です。

主人公たちも困りますが、こちら側の異世界の管理者である女神も困ります。そこでこの状況を打開すべく、女神は主人公たちに新たな力を授けることに。

新たな力を手に入れた主人公たち。

さらに新しい力を試す過程で、偶然、水の精霊というこの上なく強力な味方をも得ます。

強敵と雌雄を決する準備は整いました。

そして始まる決戦!

・転移者vs転移者
・空間魔法vs空間魔法
・新たなる力vs新たなる力

最大の見どころは、主人公であるミチナガ・フジワラ敵対する転移者のリーダーとの戦い。

お互いに空間転移を屈指しての追いかけっこが始まります。

最後、勝敗を別けたのは互いに女神から授かった新たな力の差だった!!

4巻にして初めて主人公らしい緊迫した戦闘を繰り広げる主人公 ミチナガ・フジワラと彼を中心とした人々の物語をお楽しみください。


下記より本作品のご購入/WEB版の閲覧を頂けます。

小説家になろう 『救わなきゃダメですか? 異世界』



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