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本 『救わなきゃダメですか? 異世界』

こんにちは、青山有です。

書籍レビュー/ご紹介の第一回目です。記念すべき第一回目のご紹介タイトルは『救わなきゃダメですか? 異世界』です。

なお、本作は私のデビュー作となります。

■書籍情報
著者:青山有
イラストレーター:ニリツ
刊行:ポニーキャニオン/ぽにきゃんBOOKS

1巻の表紙を飾るのは主人公と二人のヒロイン。

中央が主人公である藤原路永(ふじわらみちなが)。

主人公を挟んで向かって右側に位置する黒髪に白いコスチュームがアリス・ホワイト(通称:白アリ)。

左斜め上に位置するの白髪に黒のコスチュームがアリス・ブラック(通称:黒アリスちゃん)です。

ちなみに裏表紙はこんな感じです。

異世界に強制転移させられた主人公が最初に出会う女の子(?)、フェアリーのマリエルです。

本作品の大まかなストーリーは以前の記事で書かせて頂いたのここでは割愛し、書籍裏表紙にある“あらすじ”、ストーリーと見どころについてご紹介させて頂きます。

■あらすじ
世界を救え?戦う相手は…同胞?
圧倒的スケールの異世界ファンタジーバトルの幕開け。
『皆さんにはこれから異世界へと転移していただきます。』
その女神の言葉とともに、ミチナガは異世界に降り立った。
彼が手にしたのは三種類の強奪系スキル。
そのスキルを頼りに、ひと癖もふた癖もある人たちと出会いながら、なし崩し的に世界を救うために動き出す。
女神の言葉の真意とは?与えられたのは3つのヒント…--
『異世界を救え』『ダンジョンの攻略』『戦う相手は同胞』
これは、世界を懸けた、世界を巻き込む、世界の為の物語。

 ■ストーリーと見どころ

異世界の管理者である女神により、強制的に異世界へ転移させられた100人のプレーヤーたち。

女神は、

『異世界を救え』『ダンジョンの攻略』『戦う相手は同胞』

という謎の言葉だけを告げて彼らを異世界へと送り込みます。

自分たちがなぜ異世界に送り込まれたのか、その理由さえも十分に知らされていない主人公たち。

しかし、幸いにも異世界の人々では及びもつかないほどの力をそれぞれが与えられていました。その力を使い、主人公たちは異世界を手探りで生きていくことになります。

当然、異世界の人々と関わっていきます。並外れた力を持った主人公たちを異世界の人々が放っておくはずもありません。

主人公を中心にさまざまな人々が様々な思惑をもって動きだします。

転移させられた100人だけでなく、管理者である女神、異世界の人々(人以外の種族、獣人や妖精、魔物、精霊 等々)、皆がそれぞれに思惑があり欲望があります。

人々の思惑と欲望が織り成す世界で成長してゆく主人公とそれを取り巻く人々の物語です。

主人公は大学新卒の新社会人。大人ではありますがまだまだ未熟です。

人は失敗と成功、周囲の状況と立場により大きく成長する

このコンセプトのもと、主人公は多くの失敗と少しの成功、そして次々と変わる周囲の状況と自身の置かれた立場に翻弄されながら成長して行きます。

成長するのは主人公だけではありません。

ヒロインをはじめとした主人公の仲間たちも最初に出会った頃とは違った考え方をし、違った行動をとるようになります。

主人公は最初のうちは戦う力も、内面も本当に未熟です。

しかし、仲間たちと出会い、頼る立場から頼られる立場に、人の指示に従う立場からリーダーシップを発揮する立場にと変わって行きます。

未熟な主人公が周囲に翻弄されるだけの男から、転移者同士で組んだパーティーのリーダーへと成長していく。その過程をどうぞご覧ください。

下記より本作品のご購入/WEB版の閲覧を頂けます。

 小説家になろう 『救わなきゃダメですか? 異世界』

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