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人にはゲームが必要

人間は退屈さを恐れる。

なぜなら退屈すると人生の意味が分からなくなり、死にたくなるからだ。

人は必死に気晴らしを探し求める。

不平不満や散財、病院通い、悩みでさえ、退屈しのぎのゲームになるのだ。

死と目を合わさないため、人は広い意味でのゲームを求める。

ゲームに過ぎないと分かったうえで勝った負けたと騒ぐのは、それが気晴らしになるからだ。

死と向き合わない、ひいては生と向き合わないための理由に時間を使うのは、いつの時代も大衆の特徴である。