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走らないように

「よいと思うもの」に向かうのを否定する必要はない。

ただ「走るな」といっているだけだ。

衝動に任せて勢いよく走ると、適した場所で止まることができない。

共通の自然に対して人間の自然を適合させる。

外的なものに対する欲求に注意しながら、内的なものへの欲求を絶やさない。

食欲でいえば、これまでは「食べたい」という欲求を走らせていたのだろう。

食べ物に向かう気持ちを否定する必要はないが、もっとゆっくり、ということだ。