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ものの考え方とは

人が持つ「ものの考え方」は様々あるが、違いをもたらす要因は何なのか?

一つ言えるのは、考え方とは、どのようなものであれ、「自分の人生を肯定するもの」でなくてはならない。

そうでなければ、常に自己否定し続けることになる。

私がストア派というものの考え方を採用しているのは、それが過去すべての判断や行動を肯定してくれるものだからだ。

だが、疑いなく外的なものに執着してきた人にとってストア派の考え方は責め苦になるだろう。

その場合、理屈は分かっても、それに納得することはできない。

「慎みと正義を持つ能力のない人」などいないのだ。

外的なものに執着した過去もまた必要だったものと包含し、受容することができれば、そこから道は拓けていく。