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お母さんの悩みを聞かせてください | どうして?リピートのときどうする?


  

こどもたちからの質問ぜめに参ってしまうことありませんか?今日は、そんなとき私たちなりの接し方お伝えしてみようと思います。
 
私たちもいつも考えているこどもたちに接する悩み。
 
これから、手探りではあるけれど色々と考えて見たり、意見を集めて見たりしてみようと思います。
 
さて、今日は、
『どうして?リピートのときどうする?』
  
まずは、質問することについて考えてみたいと思います。
 
何年も前から。答えを出すことばかりではなくて。
問題を考える方が、難しいとか。その方が柔らかな頭になるというような話ってあると思います。
 
これ、アルフェテ工作室的な答えがようやく見つかりました。今の時点の考えていることです。
  


◯ 問題なのか?答えなのか?ではなくて



その両方が生み出せることにこそすごく価値があるんではないか?ということです。
 

答えを出すのも楽ではないです。知っていればわかるものもあれば。導き出さなければいけ無いものもあります。
 
一方で問題を出したり。話題を考えたり。お題を出したりと。始まりを考えるのは、少し練習がいるように思います。
 
問題に対して答える練習というのは、言葉を覚え始めてから何度も繰り返しているの慣れているけれど。
 
問題の方を考えるのは、やったことが無い人にとってハードルが上がります。
 

例えば、算数の問題を考えてくださいといわれたとき。
 

例)◯+◯+◯=□



  
こんな問題を考えるとします。もしかすると、簡単だと思う人もいるかもしれませんね。答えを出すよりも間違えなくて済むのだから楽だという意見です。
 
けれど。これ。問題を考えた人が答えをわかる必要があると思うんです。
 
つまり。結局問題を解かなきゃいけません。
 
というように算数だとすぐに導き出せる答えでも。
 
そうでない問題と答えがあります。それは、今は数字で表せないものたちです。
 
どうして戦争がなくならないの?と言うような問題って答えが難しいですよね。
 
なので、もう少し身近なもので考えてみたいと思います。

◯ 図画工作の問題?  


例えば、私たちの図画工作のメニューについて考えてみると。
  
〇〇をつくろうというメニューがある場合。
それを好きなようにつくれる人たちは、多くいると思います。
 
けれど。この〇〇を考えてくださいといわれると。難しいと思います。
 
ですから、お母さんたちも。こどもたちにあそんでと言われ続けると辛くなってしまう。
 
それほどに何かを生み出すことは楽でないです。(でも私たちは、練習すれば誰でもできるようになると思っています。)
 
そういう意味でいうと。
 
こどもたちがどうして?どうして?と繰り返すことがああるとき。同じようなことが言えるかもしれないと思いました。

 

例えば、 
どうしてパパは、お仕事に行くの?
どうして、歯を磨かないといけないの?
牛乳は、どうして白いの?
  
もう。大人でも難関な問題が出されると。???と困ってしまいます。
 
それは、知っていれば答えることができるけれど。大人だって知らないことありますよね。
 
それに考えなきゃいけないとき。ストレスを感じてしまう人もいると思います。そんなことがあるとこどもたちの質問をないがしろにしてしまう。 

こどもたちの体力は計り知れないから。参ってしまうのも無理はないと思います。
  

◯ お母さんは、先生ではない


私たちアルフェテ工作室では、こう言うときは、〇〇ちゃんは、どうしてだと思う?って聞いてみたりします。
 
すぐに答えるのもいいけれど。そうやって話すと。
 
こどもたちは、考えてくれることもあるし。
わからないって言う子もいるし。そんなことお構い無しで、『じゃあ。どうして〇〇なの?』と別の質問をする子もいます。
 
こうやって、自分で何か気になることを見つけることもすごく良いこと。

でも、問題ばかり見つけるのではなくて。それに対する自分なりの意見や答えを出す力ってすごく価値があるように思います。
 
これは、与えられなくても。自分で生み出せることにつながる力だからです。
 
私たちがこどもたちと過ごさせてもらうとき。(こどもたちにとっては、人生のうちのすごくすごくわずかな時間ですが)
  
クイズのような生き方を教えるのに違和感があるなぁと思います。
 
正解かどうか?を綱渡りで解くような考え方は、できるなら伝えたく無いと思っています。正解を教えられるほど偉くも無いですし。
 
けれど。こどもたちを見ていると年齢を重ねるごとにちょっとそんな癖のようなものがついてしまうことを感じるときがあります。
 
生きていれば、自分がずっと正解だと思っていたものがそうでなかったとか。そうで無くなることがあります。
 
そんなとき。何もできなくなってしまうのではなくて、また別の何かを見つけていける柔らかさを持てたのならなんとかやっていけるように思います。
 

◯ ものづくりは、問題も答えもあります。


例えば、ものづくりには、この問題と答えの両方がいつも繋がっています。
 
私たちがワークショップでものづくりを選ぶのは、そう言う理由からです。
 
こうやって、こどもたちと考えることは、私たち大人にとってもヒントになることがすごく多くあります。
 
私たちは、これがオモシロイと思っています。そして、これまでの多くの問いを集めて、その選択肢を見つけて行くことも取り組んでいけたらと思います。
 
こんなに親がこんなにいるのに。新しく親になるみなさんにその蓄積が届かないのはもったいないと思うからです。
 
蓄積をして、もっと自由になれるようにしたい。私たちが活動でやっていきたいこの一つです。
 

◯ お母さんの悩みを聞かせてください


ですから、よかったらお母さんの悩みを教えてもらいたいと思っています。
 
ワークショップでも。メールでもコメントでもいいです。
 
そうやってみなさんが感じていることを少しでもいい方向にするあそびをワークショップでつくっていけたらと思っています。
 


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