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【都市の経済構造を考えてみる!Ⅱ】(第10回)「石川県の産業連関表をみてみた!」

前回は 富山県 の産業連関表をみてみました。前々回に福井県をみておりまして、北陸経済圏つながりで、今回は 石川県 の産業連関表をみてみます。

・(第9回)「富山県の産業連関表をみてみた!」

石川県は、都道府県別の人口規模で 33位、少ない順では 15番目 ですね。北陸の中心都市といえば、金沢市、というイメージがあったのですが、意外と人口少なめです。

・都道府県の人口一覧(Wikipedia)

・全国主要都市の人口順位(平成27年国勢調査報告)

https://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/010/815/27_jinkou_jyuni.pdf

金沢市も、かなりの大都市なんだろーなー、と思っておりましたが、人口46万人ちょっとで、都市人口の順位でも 35位 となっています。

で、石川県の2015年の産業連関表と国勢調査の資料は、次のウェブサイトにありますね。

・産業連関表(とやま統計指標ランド)

・国勢調査(いしかわ統計指標ランド)

            

〇 石川県の都市圏

まず、石川県の都市圏を確認しておきます。

・北陸地方の都市圏

Wikipediaのこのページでは、金沢都市圏、小松都市圏、七尾都市圏、輪島都市圏と4つの都市圏名がでています。小松都市圏は金沢都市圏のページに、輪島都市圏と七尾都市圏は能登半島のページにそれぞれ言及がありました。

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