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【都市の経済構造を考えてみる!Ⅱ】(第5回)「鳥取県の産業連関表をみてみた!」

前回は、日本の産業連関表にある雇用表の方をみておりました。

・(第4回)「日本の雇用表(産業連関表)をみてみた!」

今回からは各地の産業連関表をみていこうと思っておりまして、都道府県別の人口一覧をみております。

・都道府県の人口一覧(Wikipedia)

あれこれと悩んだのですが、最も人口が多い東京都の産業連関表はシーズンⅠでもみておりましたので、今回は、最も人口が少ない鳥取県の産業連関表をみておきたいと思い至りました。

ただ、鳥取県は、東部に鳥取市、西部に米子市と2つの都市圏がありまして、人口規模が25万人前後と同じような規模感です。さらに、米子市の方は県境をまたいで島根県の松江都市圏や出雲都市圏ともつながっていて、中海・宍道湖・大山圏域を形成していまして、55万人ほどの規模になっています。

・鳥取都市圏

・米子都市圏

・中海・宍道湖・大山圏域


なので、都市の経済構造を考えるために、産業連関表をみて気づきを得ようとしているところで、2つの同規模の都市圏がある鳥取県の産業連関表をみるのが適切なのか、という疑問もありますが、それでも、小さな規模の産業連関表をみてみることに意義があるかもしれん、と考えた次第です。

鳥取県の産業連関表と人口統計はは、県のウェブサイトにありました。

・鳥取県 産業連関表

・鳥取県 平成27年国勢調査

       

〇 鳥取県 産業連関表 2015年

早速、鳥取県の2015年の数字を、前回までみておりました日本全体の産業連関表と比べながら、みていきます。まず、全体像としまして、生産額、需要額を4つの力でわけてみました。

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