【都市の経済構造を考えてみる!Ⅱ】(第4回)「日本の雇用表(産業連関表)をみてみた!」
前回は、ひとつの基準を持ちたい、ということで、日本全体の産業連関表をみてみました。日本全体ということで、これまでみてきた産業連関表よりも、数字が大きかったです。
・(第3回)「日本の産業連関表をみてみた!」
今回は、人口単位での基準をもちたいな、と思いまして、産業連関表の雇用表と人口統計を確認しておきたいと思っております。統計の方は、次のリンクにありました。
・産業連関表 雇用表(2015年)
・平成27年国勢調査 人口等基本集計結果 結果の概要
https://www.stat.go.jp/data/kokusei/2015/kekka/kihon1/pdf/gaiyou1.pdf
〇 国際収支
と、人口をみていく前に、前回の積み残しを確認しておきます。前回に、日本全体の稼ぐ力(87兆円)と外の力(102兆円)としまして、域外収支 △15兆円 としておりました。
が、これは、産業連関表の輸出計と輸入計にある金額で、あくまで日本全体と海外との取引の収支の一部であることを確認しておきたいと思います。
・2015 年の国際収支統計および2015 年末の本邦対外資産負債残高(日本銀行国際局)
https://www.boj.or.jp/research/brp/ron_2016/data/ron160815a.pdf
こちらの日銀のレポートに詳しいところですが、p24の図表1がまとまっていますね。
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