【思いついたらまずは形に】キギョウカコンテスト制作STORY
2022年10月に開催する学生向けビジネスプランコンテスト「Area Business キギョウカコンテスト」の制作裏側に迫る「キギョウカコンテスト 制作ストーリー」!
この連載記事では、コンテスト開催に関わるメンバーの経歴、キャリア選択の中で心がけていることに迫りながら、そして参加者のみなさんへのエールをお届けします!
今回は、事務局 岡本 康志さんのストーリーをお届けします!
■会社でできないなら「自分でやる」
ー現在は京田辺市内で塾を経営されていらっしゃいますが、 昔から先生を目指していたのですか?
そうですね。でも、もともとは少し冷めていて(笑)生徒会長をやっていたら、担任から「先生が向いてるんちゃう?」と言われて・・・でも、ストレート先生になってはいけないような感覚もあり、富山大学で雪の研究をした後、スキースクールの運営職につきました。その後、そろそろ落ち着く必要があり、 とりあえず大手進学塾に就職しました。
ーそこで中学校からぼんやりと思っていた「先生」という仕事をしたんですね!実際どうでしたか?
正直、いい先生になれると甘く思っていたのですが、最初の赴任先がかなりレベル高い校舎で・・・プロ意識というものを学びました。
入社2年目の時に、個別指導塾の教室長を任されることになりました。当時、個別指導塾が世間にも認知され始めたころで、会社も手探りで、具体的な指示もなかったので、考えながら走っていました。このときに”塾講師”というより”マネージャー”という立場になって、”ビジネス”を学びました。
ーまさかの先生ではなく、経営者としてのキャリアになったんですね!
そうなんです。もともと”教育者”としか考えてなかったので、“経営者”としての人生を歩むなんで思ってもなかったです。(笑)
ーその後、会社から独立され、ご自身で塾を起業されていますが、これはどうしてだったんですか?
実は、教室長を任された地区が、市内でも有数の荒れている地域でした。ちゃんと勉強する子が少なすぎて、一般的な塾のように合格実績を売りにはできず、四苦八苦しながらも、目の前の勉強が苦手な子たちに対してできることを考えていった結果、勉強が苦手な子たちが、助けを求めてくる地域いちばんの塾となっていました。
この方針はビジネス的にも成立すると確信して、会社にも提案したのですが、「リスキーな顧客を相手にはできない」と言われてしまったのですが、「会社でできないなら自分でやる」と決めました。実際、大変なことはたくさんありますが、自分で決めたこの道は間違ってなかったと感じてます。
■AI時代に負けない、自分を信じる力
ーキャリアを選択していく上で、大切にされていることはありますか?
「自分で考えられるか」ということですかね。ロボットやAIが進化している現代において、人間らしく自分で考えることが大事だと思います。人生において正解は無いので、自分で考えて、動くことが大切だと思います。
ー自分で考えて動くってことは、自分から湧き上がってくるものを信じているからできることでもありますよね。
そうですね。誰かから与えられたものだと、納得感もないし、うまくいかない時に他人や環境のせいにしてしまいます。自分の中から湧きあがった使命感のあるものであれば、やりがいもあるし、上手くいかなかったとしても、その失敗経験からでも学び、次のやることが見えてくるはずです。だからこそ、自分で考えて湧き上がってきたものは信じるべきと思います。
■ 思いついたら、まずは形に
ーキギョウカコンテストに参加する学生のみなさんにメッセージをお願いします。
思いついたことはまずは形にしてみることが大切だと思っています。人間は本当に不可能なことは思いつきもしないので、形にできるんです。でも、最初から完璧なものを目指す必要はまずはやってみることで改善点が見えるので、それを次に活かす。その繰り返しで得られたことがちりも積もって山となれば、ゴールに近づいてくると思っています。コンテストがそれを経験できる場になるよう、サポートしていきます!
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