藤井 智晴(NPOエリア・イノベーション)

藤井 智晴(NPOエリア・イノベーション)

最近の記事

移住を前提をしないということ

新聞を見ると、行政の主催するお試し移住体験の記事が。勿論、そのような機会があって、移住を検討している人にとっては非常にありがたい機会。 一方、地域にとってはどうか。 知名度や制度が整い優位性が高いと思われる地域ならいいが、 そうでない地域にとっては、他地域との比較の中で、移住検討者に選んでもらわないといけない。 移住を前提としてないプログラム。 また、地域を気に入ってもらったら、交流、関係性の中で、住んでいる地域は違うが、力を貸してくれる担い手として自然と関わりが増えるプ

    • 「地域の大人の責任」

      昨日は大晦日。 ふと頭に浮かんだのは「地域の大人の責任」という言葉。 今年度開講した「せとうち六島塾」という関係人口づくりの塾での、前六島まちづくり協議会会長の三宅千代美さんの言葉。 三宅千代美さんは、六島まちづくり協議会が2012年にインターンシップ受入を始めてから、「六島の母」として、インターン生を受け入れてこられた方(現在はインターン生らと共につくった「島小屋」の運営を通じて、島民の足の確保(=航路の維持)に取り組む)。 六島塾で、「島小屋」の説明をされる中で、

      • 日本版「アプレンティスシップ制度」づくり~アスバシ(愛知県)の事例から~

        先日は、チャレコミ(チャレンジ・コミュニティ・プロジェクト)の年に2回のギャザリング。和歌山でのTODAYさんがこのように高校生就職(高校生採用)について考える機会をつくってくださっての参加でした。 当日は、愛知県の一般社団法人アスバシさんの取組である日本版「アプレンティスシップ制度」(=第一弾としての「介拓奨学生プログラム」)の勉強会。 ▼介拓奨学生プログラム https://www.youtube.com/watch?v=_F30N7K82Zk 仕事8割:学び2割の