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当クラブの指導理念について

こんにちは😀

2024年春に静岡県浜松市で設立予定の浜松アークスピリッツです。

今回は当クラブの指導理念について記していきたいと思います。

当クラブは東京都練馬区の練馬アークスJr.ベースボールクラブの指導理念に共鳴し、新たに浜松市で設立する小学生の学童軟式野球チームです。

当クラブの指導理念

当クラブでは7つの指導理念を掲げ、子どもたちの育成に取り組みます。

1,「めっちゃ楽しい!!」をモットーに
2,行き過ぎた勝利至上主義の否定
3,科学的根拠に基づいた練習メニューの実施
4,主体的に考える姿勢の育成
5,保護者のチーム運営に関わる業務負担をゼロに
6,活動日は休んでも構わない
7,道具を大切に




1,「めっちゃ楽しい!!」をモットーに

当クラブでは、子どもたちが野球を楽しむことを一番重要とし、野球指導に取り組みます。 

“褒めること”を指導のベースとし、できたことを評価することで新しいことに挑戦する選手を育成します。 そのため、失敗に対しての罰則ペナルティは設けません。

なぜ失敗してしまったのかを一緒に考え寄り添うことで、失敗を失敗と捉えず果敢にたくさん挑戦できる選手の育成を目指します。

当クラブが最も重要とするのは子どもたちが野球を楽しめているかどうかです。どんなに上手い選手でもやらされている練習はいつか綻びが出ます。当クラブの子どもたちには心から野球を楽しみ好きでいてほしいと考えています。    
この点については別の記事で紹介していますのでぜひこちら「めっちゃ楽しい!!ってどういうこと?」もご覧いただければと思います。

2,行き過ぎた勝利至上主義の否定

当クラブは連盟には所属しません。
「大会で良い成績を出すこと=指導者の評価」となっており、子どもたちが私たち指導者の道具となっているような部分も否めません。
大人が勝ちにこだわってしまうと、子どもたちは目の前の野球を純粋に楽しむことができなくなってしまいます。子どもたちの"勝ちたい!!"という思いは成長のチャンスです。「勝つためには何が必要なのか」を一緒に考え、寄り添う指導を意識していきたいと考えています。

子どもたちは必死でプレーした結果ミスをしてしまうこともあります。ミスをしたくてしているわけではありません。保護者の方は優しく寄り添って"よく頑張ったね!!"と褒めてあげてください。

各選手の将来を考え目先の勝利にとらわれず、チーム組織が一体となって戦略的に試合に挑むことができるようなチームの育成を目指します。

勝利至上主義についての当クラブの考え方はこちら「勝利至上主義を否定したチームは勝たなくてもいいのか」でまとめていますので、ご覧いただければと思います。

3,科学的根拠に基づいた練習メニューの実施

当クラブではスタッフに※公認野球指導者資格の取得を推進し、最先端の理論に基づく指導を実践します。
※(一財)全日本野球協会公認野球指導者<U-12> 
さらに、アスレチックトレーナーと提携することでより専門的な視点から練習メニューを考案し、学童期の子どもたちに対して適切な指導を行います。

定期的なフィジカルチェックを行い怪我を予防し、長い間野球を楽しむことができる様な身体作りを目指します。 
アップメニューではスポーツリズムトレーニング協会の有資格者によるリズムジャンプやライフキネティックを取り入れることで基礎運動能力の向上に取り組みます。

4,主体的に考える姿勢の育成

野球界では指導者の力量不足からすぐに答えを伝えてしまい、指導者の真似をすることしかできない選手を見かけます。短期的には指示通り動けば良くなりますが、それ以上に考える力は伸びません。

子どもたちの「勝ちたい!!」「上手くなりたい!!」という思いは成長のチャンスです。
「なぜ、その動きをするのか」を子どもたちが自ら考えることで場面に応じた判断ができる選手の育成を目指します。

子どもたちが自ら考え判断することは指導者が直接的な指示をするより有意義であると考えています。
当クラブでは、※教員免許を取得したスタッフが常駐します。

※中学校一種教員免許状(社会科)高等学校一種免許状(地歴・公民科)

5,保護者のチーム運営に関わる業務負担をゼロに

少年野球チームや学童野球チームではお茶当番や車の送迎、試合の審判など保護者の役割が多く負担が大きいことも野球人口減少の原因の一つだと考えます。
保護者の負担が大きいことで子どもたちの活動を心から応援できないと思っている保護者の方もいるのではないでしょうか。

当クラブでは保護者のチーム運営にかかる業務負担は一切なしとします。
父母会の設立も不可とします。
指導者は当チームで揃えるためお父さんコーチになる必要もありません。
練習に参加していただくことも大歓迎ですが、強制は一切しません。

6,活動日は休んでも構わない

野球界では休むと周りの目が厳しかったりするため、少年野球チームや学童野球チームに所属すると気軽に旅行や家族の休日を楽しむことができなくなります。当クラブでは、小学生のうちにたくさん旅行や家族との時間を過ごすことも大切だと考えているため、休むことを咎めることは一切しません。

チームに所属後、他にやりたいことができた場合はそちらを優先して構いません。"最後までやり遂げること"はもちろん大事だと考えますが、小学生のうちはやりたいことに"たくさん挑戦する"ことも大事だと思います。子どもたちの意思を優先してあげてください。

7,道具を大切に

当クラブでは道具を大切にできる選手の育成を目指します。

イチロー選手も「野球が上手くなるためには道具を大切にすること」と語っています。イチロー選手は毎試合後必ずグローブを磨いて帰るそうです。試合中のバットは投げずそっと置くシーンは有名ですね。

精神論の様に聞こえますが、道具を大切にする心は野球に対する姿勢にもつながると思います。
当クラブではグローブの専門家による定期的なグラブチェックを行い、道具を長持ちできるように取り組みます。

以上7点の指導理念を掲げ、子どもたちの育成に励みます。

ここまでお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️


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