まえちゃん

その昔、4輪でドリフトをしていたオッサンが40歳からバイクに目覚め、自論を語るノートです! 表現があまり上手ではないですが、バイク乗りの為の参考までにどうぞ。 #ライダー #サーキット #バイク

まえちゃん

その昔、4輪でドリフトをしていたオッサンが40歳からバイクに目覚め、自論を語るノートです! 表現があまり上手ではないですが、バイク乗りの為の参考までにどうぞ。 #ライダー #サーキット #バイク

最近の記事

複合コーナーを攻略しろ

はっきりしない、どこがクリッピングポイントなのかわからないコーナーってあるよね。 徐々にアールがキツくなっていくあの変な感じ、と思えばコーナーとコーナーの間の短いストレート。 意地の悪いレイアウトだ。 特にキツいヘアピン手前のごく緩いコーナー!! オマエは最低ヤローだぞ。 例えば、このコーナー 手前の緩いコーナーへはアウト・イン・アウトのラインが使えない。イン側からの進入となっている。 ヘアピン立上りで60km/hまで加速してきて、緩いコーナーからAコーナーへ進入、その

    • ニーグリップは必要か?

      バイクの免許を取りに行ったとき、教官からニーグリップしろ、バイクを両足でギュッと挟み込んで、と教わった。 結論から言うと、俺にはあまり必要のない技だ。 ギュッとする意味なんてどこにもない。 車体を両足で挟み込んで固定させる、上半身は力まずにリラックスして…。 んなことできるかーーい! 理論上はできる。 そう訓練すればできる。 ただし、バイクに乗る上で両足でバイクを挟み込んで固定する必要性はあまりない。 ジムカーナのタイトターンで振られない様にする時くらいだろうか。

      • タイヤの性能を使いこなせ2 【理論編】

        前回でも書いた様に、地面との唯一の接点はタイヤだ。 曲がる、加速する、減速する、その全てに関係しているパーツがタイヤ。 レースにおいてもそれは不変であり、タイヤの性能で勝敗を左右すると言っても過言ではない。 バイクは何故曲がるのか? それはタイヤのコーナリングフォース、つまりグリップ力により曲がっていく。 単純にバイクを傾けるとハンドルが倒した方向に切れていく、それによってコーナリングフォースと遠心力が発生するのだ。 キャンバースラスト等はややこしいので割愛するが、コーナ

        • タイヤの性能を使いこなせ

          荷重移動の理論を知り、もっと速くなりたいと地元の峠でアレやコレやなんて試しながら走っていたある日、安全マージンを取りながら峠道を走っていても限界があると思った。 ある程度はバイクの動きや、荷重のかけ方がわかってきた。 タイム計測と、走行動画を車載カメラで記録してあったので見返しながら色々と考えていた。 でも何かしっくりと来ない。 タイヤの限界性能がどの変なのか、安全マージンを取って走る峠道では把握ができない。 スリップ=転倒、公道上では事故に繋がってしまう。 地元のミニ

          目的意識とホームコース

          荷重移動は基本的、そして物理的な理論の話に過ぎない。 ここからは実践編としての話をしよう。 「もっと上手くなりたい」、「速く走れる様になりたい」、仲間内でツーリング等にいくと、この様な声が時々聞こえてくる。 テクニックというものは一朝一夕では身につかない。 速いライダー、運転の上手い人ほど、それなりの練習をしているものだ。 何故、初めてのワインディングロードでもスイスイと走れるのか、一般的なライダーには理解不能な事が多いのであろう。 公道とサーキットでは乗り方の違いもある

          目的意識とホームコース

          荷重移動の話3【複合方向】

          複雑に前後左右にかかる荷重の話の最終章。 前回、前々回の話しに続き、前後、左右、の荷重移動の説明をしたがこれを複合させていくとどうなるだろうか?という疑問に辿りつく。 答えは簡単である、バイク本体にかかる遠心力を打ち消す為に斜め方向に反力が必要となる。 例えば、ブレーキングしながら左コーナーに進入しようとすると、前方向に荷重がかかった状態で右方向へ遠心力が加わる。その遠心力を打ち消す為には左方向へバイクを傾ける必要がある。 更に前方向へ荷重がかかり過ぎない様にブレーキ力

          荷重移動の話3【複合方向】

          荷重移動の話2【左右・横方向】

          前回は前後の荷重移動の話をした。 今回は横の荷重移動、と言ってもリーンに関する話だ。 リーンとは『傾き』の事だ。 よく、リーンインとかリーンウィズとかリーンアウトなんていう表現をしているが、バイクの傾きに対して運転手がどの状態かを示しているだけである。 リーンインでは、バイクより内側、つまりコーナーのイン側に運転手が傾いている状態だ。 リーンインを更に深くしていくとハングオフになる。バイクにぶら下がっている様な状態で、体がバイクの上にいないからハングオフだ。 間違ってハング

          荷重移動の話2【左右・横方向】

          荷重移動の話1【前後方向】

          今回は、荷重移動の話。 文字通り荷重を移動させる事なのだが、色々な方向があって、その時々で変化する。 意図的な荷重移動を起こす事により、タイヤのグリップ力を引き出すことが主体となる。 ・前側への荷重移動 前方へ荷重移動を起こす為には、前輪ブレーキをかけるとフロントサスペンションが縮み、前傾姿勢となる。 前傾姿勢の状態では重心が前方へ移動するので、前タイヤに掛かる荷重が増える。 タイヤを上から押し付けるイメージだ。 当然、タイヤがたわんで接地面積が増える。 接地面積が増える

          荷重移動の話1【前後方向】

          俺の昔の話 part2

          NSR50を手に入れ、俺のバイクライフが始まった。 高校生の頃、乗りたくて乗りたくて、乗れなかったバイクにやっと乗る事ができた。 クルマにハマってしまって忘れていた感情が込み上げる。なんとも表現しがたい楽しさがあった。 オッサンになった今でもバイクが何故楽しいのか説明はできないが、ガキの頃に初めて自転車に乗れる様になって、独りで走り出したあの頃の新鮮さというか、何とも言えない楽しさだ。 信号待ちしていると若い通行人からジロジロと見られる。 そんなにNSR50が珍しいか? よく

          俺の昔の話 part2

          俺の昔の話

          私は昭和52年製のオッサンだ。 東京都板橋区生まれ、北海道釧路市育ち、そして今は愛知県民だ。 北海道出身の両親が東京に住んでいた頃、俺が生まれた。そして小学校に入学する前に北海道へ引っ越した。 若い頃からクルマが好きで、夜な夜なドリフトをしていた。20代の頃の愛車はAE86と180SXだった。 北海道に住んでいた学生の頃、バイクに乗りたかったが親の反対にあい免許を取りに行けなかった。 未成年なので保護者の同意が必要だったが、『お前は事故って死ぬからダメ』の一点張り。18になっ

          俺の昔の話