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【作品レポ】僕のヒーローアカデミアNo.158「少女のエゴ」を見て

今年、10年間の連載を終了した「僕のヒーローアカデミア」
現在アニメでは最終章のクライマックスを迎えています。
その中で私自身が、心に残ったエピソードをお伝えできたらと思います。

※ネタバレを含むので下記の閲覧ご注意ください!

1.あらすじ

僕のヒーローアカデミアでは、登場人物が自分の「個性」を用いて戦います。

トガちゃんについて:

 トガヒミコの個性は「変身」。「他者の血を吸って」「その姿に変身する」ことで成り立ちます。彼女自身の他人を深く愛する純粋な気持ちが、周りに歪んで伝わってしまい、生きづらさを抱えるキャラクターです。

トガちゃんの個性は、「他者の血を吸う」必要があり、普通の人には理解を得れません。彼女自身は人を愛する気持ちから、血を吸う行動をとるのですが、その思いや行動が人々にうまく伝わらず、世の中で否定され、理解を得られないで過ごした幼少期でした。

「人間じゃない子、産んじゃった」と両親から言われ、

「矯正しましょう」と自分の「個性」を否定されてきた、トガちゃん。

トガちゃんがヴィラン(ヒロアカの敵の立場)になったのは、

「トガヒミコ」として、そのまま「自分らしく」生きやすい場所。

自分を好きでいられる場所。

彼女が辿り着いた場所が「ヴィラン連合」でした。

自分が異常者扱いされてしまう、世の中がとても生きにくい状態でした。

お茶子の正直な気持ち:

麗日お茶子(うららかおちゃこ)は、ヒーローサイドの登場人物です。

 はじめはトガヒミコの行動が理解できず、怖かったお茶子。トガヒミコを倒そうとし、お茶子が「人を傷つけたなら、その責任は負わないといけない」と伝えます。その言葉に、トガヒミコは涙を流しながら「そうだね」と去っていきました。

 デクを雄英に再び迎え入れるため、お茶子は避難民の前で決死の「未成年の主張」をします。主張しているときに浮かぶ、トガヒミコの傷ついた悲しげな顔。

 彼女は最終決戦で、トガヒミコと戦いではなく「対話」で向き合うことを決めます。

お茶子は「人の笑顔が大好き」と話しています。彼女の優しさは、ヒーローとしての強さを超えて、人間として高い「共感力」を持っていました。

同じく主人公の「緑谷出久」を好きになったもの同士、ヴィランだとトガヒミコのことを線引きせず、「好きだ」というあなたの笑顔が素敵だったと伝えたい。

正直な気持ちをぶつけることで、ヒーローとヴィランの隔たりをなくし、今まで抱えていた悲しみに触れたいと。

麗日お茶子として「自分らしく」行なった結果が、トガヒミコとの「対話」でした。

お茶子は戦いの最中、トガちゃんにナイフで刺されますが『あなたの思ってきたこと教えて、全部!!』と正直な気持ちをぶつけます。

両方の声優さんの演技が迫真で引き込まれます。
後日談を読ませてもらったところ、泣きながら収録して、記憶をあまり覚えていないとのこと。。

2. 自分の生きづらさと重なるところ

依存症やHSS型HSPの生きづらさ:

自分自身の依存症とHSS型HSP(敏感で刺激を求める性格)の特性とトガちゃんが他者と違うことによって誤解される生きづらさが重なる部分があります。

 外から見ると馴染めているように見えても、内側では他者とのはっきりとした違いに悩んでいる点がありました。

 ADHDで能力に凸凹がある私。全人口の6%とHSS型HSPとしての私。依存症で繰り返し罪を犯す体質を持っている私。

内面はとても敏感で、周囲の刺激を好むけれど疲れやすく、それを悟られないように隠したり、複雑な気持ちを抱えていることが多いことがわかりました。

盲導犬のように生きたいが、
「信仰を元に自分が何をしたいか、自分が天の前で何をしたいのかまだわからない」
「どの位置で具体的に何をして生きればいいのかわからない」

人生の指針を決め「これを天に捧げよう」と使命も仕事に挑戦するが、天と疎通しているより自分1人でやっている感覚が付き纏って続かなかったり、道が塞がったり、飽きてしまったり、職場と職務があわなくて、自分が適応障害になり限界を迎えたり。

ずっと自分が何者なのか、ぐるぐる頭の中で考えていて、他者の真似をしたり、無限に調べ物をして外に答えを求めたり。

トガちゃんが、自分の愛の表現方法が誤解されるように、
私も自分の生き方がまだわからず、何をすればいいのか模索している。
その結果、依存症に滑車がかかり誤解が続く。

 私は、トガちゃんのように「現実世界が生きにくい」という悩みと、私自身が個人的に抱いている未来での不安を持っていました。

社会の中での居場所や役割が不明確なことに対して、彼女の生きにくさと共感する部分がありました。

3、まとめ

ヒロアカのヴィランは敵だけれども、

・過去「誰と会うか」で人生が変わってしまうこと

・抱えている不安や悲しみに触れた時、果たして「一方的に敵と決めつけていい存在なのか」を考えさせられる作品です。

このエピソードは私自身、漫画でもいつも涙、涙で、泣いて読んでいました。。

トガちゃんはお茶子ちゃんのように

「不安と悩みをわかちあえる存在」
「色眼鏡をかけず、対等に接する存在」
「本人の気持ちを大切にしてくれる存在」に

先に会えたら、人生が変わっていたんじゃないかな。

 トガちゃんやお茶子ちゃんが気持ちをぶつけあうる今回のエピソードを見て、理解したいと歩み寄る強い気持ち、正直な気持ちをぶつけてわかちあうことの大切さをより感じました。

 昨年から自分で行動する中で、

自分の生きづらさを「心から理解しようと歩み寄る人」に伝えることで、気持ちが理解されると、心がとても軽くなることを知りました。


 「この記事を書きたい!」と思った今日の箴言で嬉しい、心がふわっと軽くなる気持ちになりました。

1.あなたが話したら聞いてくれそうな人なのに聞いてくれないと言ってさびしく思ったり根に持ったりしないで、ほかの道で、もっとよくやりなさいという御心だと思って、祈りつつ行ないなさい。もっとよく、もっと完全にしようとして神様も聖霊様も主もだめにすることを知りなさい。

2.愛する人に特に、神様も聖霊様も主もだめにして、ほかの方法で成されるようにすることが多い。

3.三位を愛すれば愛するほど、不思議ともっとうまくいかないことが多い。もっとよくなるように神様の方法でしてあげようとして、だめにすることだ。(後略)

4.聖書を読むと、神様の御心を広げるアベルたちには、自分たちの意向どおりにできないように神様がだめにすることがたくさん出てくる。

5.ノアも、アブラハムも、ヤコブも、ヨセフもそうだった。ダビデもそうだったし、ヨブも、モーセも、神様が立てた王たちもそうだった。

6.神様の御心に合わせてやらなければならないからだ。

7.いつも三位が終わりに結局はもっとよくなるようにしてくださる。

2024年10月10日木曜日明け方の箴言

私自身この時代で神様を知った上で、生きていることに感謝します。

そして、これからも神様の御心の中で、人々と心を分かち合う気持ちを大切に。

私自身、生活で生じる生きづらさにこれからも悩むと思います。

皆さんとわかちあいながら、

これからの将来いい方に行くと信じて、神様に委ねて、希望で生きていきたいです。

ここまで読んでくださってありがとうございました☺️

p.s. 僕のヒーローアカデミアは、他のエピソードも感動回がたくさんです!「轟くん家」「しょーじくんといっしょ」そのほか。人と人の向き合い方と成長とは?の学びになるので素晴らしい作品、と個人的に思ってます!!
アニメはまだ続きますし、ぜひ感動が望めばご覧ください^^

2024/10/10 チル

写真と動画:僕のヒーローアカデミア/ヒロアカアニメ公式Xアカウント(@heroaka_anime)から引用

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