Forza Horizon 5をした時の話①

 Forza Horizonという名前を知ったのは、5発売の数週前だっただろうか。俺はどうしてもレースゲームがしたくなってしまい、Steamで『レースゲーム』のタグで検索をかけていた。

 俺がこれまでやってきたレースゲーム遍歴としては、DSのマリオカートDSとPSPのリッジレーサーしかやったことがなかった。前述したレースゲームに対する購買欲はおそらくリッジレーサーのプレイ体験に対するノスタルジーや同じ体験をもう一度、と願う気持ちからだろう。

 そういった経緯からレースゲームを探していた時に真っ先に目を引いたのがNeed For Speedシリーズである。ストリートレースに注力したレースゲームのようで、リッジレーサーを求める心にNFSのムービーが突き刺さった。アスファルトの路面を駆け抜けていくスポーティーなシルエットの車たち。ギラついた夜景と穏やかな昼の両面性を持ったストリート。

 なぜForza Horizon 5を買ったかと言えば、一つの大きな要因はタイミングだ。その時に単に新発売のクソ人気シリーズがあっただけで、タイミング次第ではNFSの最新作をプレイしていたかもしれない。

 初プレイの時に感じた興奮は、今なお心の中で燃えているし、プレイを重ねるごとに熱は高まっていく心地さえする。

 まず特筆すべき点としてグラフィック、サウンド、演出の三つは語るべきだろう。

 グラフィックに関しては個々の環境によって差異があるだろうから一律に語ることはできないが、はっきり言って圧倒された。リアルかどうかは知らないが、果てしなく綺麗な風景、車、自然物が目を引いた。

 サウンドも洗練されていて、エンジン音や地面を踏みつける音、無線越しの陽気な声といった非日常的な音がHorizonのスーパースターを迎えてくれた。

 演出に関しても一流を感じさせた。滑らかなシーンチェンジを繰り返しながら、山を下り、水しぶきを上げながら川を走り抜け、最後にフェスティバルの中心に到達する。複数のロケーション、複数の車を見せるオープニングのプレイ体験は本当に感動的だった。思わず、このキラキラは言葉にしたくない、俺だけのものにしておきたい、そう軽く熱狂しながら呟いてしまうほど。

 最初に乗る車を3台から選ぶシーンは図らずもポケモンのようで、少し笑った。ポケモンとは違い、選ばなかった車もしれっとガレージにいる。あくまでその時に乗る車を選ぶだけであった。そうとは知らず、10分は悩んだのだが。さらに言うと、購入したのは全部入りの一番高いパッケージだったので、始めた時からめちゃくちゃに車を持っていた。めちゃくちゃ興奮した。

 これからも少しずつForza Horizon 5や他のゲームのプレイ体験について記録を残しておこうと思う。現時点で予定しているのはダークソウル3、アイドルマスタースターリットシーズン、ペルソナ4ゴールデンあたりだが、Steamでセールが来るたびに増えると思う。では、また次の記事で。

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