始まりの鼓動
※これから描かれる物語に登場するキャラクターなどには全て仲村ジンに版権、著作権があることをここに明記する。尚、一部を除く。
〜始まりの世界〜
ここは、ジンが管理する島、生命の樹の島。
ジンは、いつもの様に生命の樹に背中を預け、MP3で音楽を聴いていた。
ジン「♪〜」
その日は、とても良く空は、晴れていて生命の樹にはたくさんの鳩や雀、烏などの鳥達が止まり、時折、狐や猫、栗鼠、ナマケモノが共存していた。
そして、時折、優しい風がジンを始めとするそれぞれの生命体達に吹き抜ける。
そこに1人の人物がやって来る。
???「ジンさん…」
ジンは、その声を聞くと声のした方を向く。
そこにいたのは私服の上から白衣に身を包んだ一輝だった。
ジン「一輝か」
ジンは、音楽を聴くのを止めると耳に付けてあるイヤホンを取る。
一輝「話は、聴いたよ…」
ジン「そうか」
一輝「逢坂菜乃花さん…ここに案内して良いんだよね」
ジン「ああ、既に俺の戦友を派遣している。もう、時期に来る」
一輝「感謝しかないね」
ジン「まぁな。でも、これからが大切なんだよ。貸してくれた以上は、その心に応えて行く責任を負うからな」
一輝「とりあえず…僕から話すことは話しておいたからね…」
ジン「わかった」
その時、生命の樹の葉っぱ達が白く光り始める。
一輝「来たかな…」
ジン「白色か…やっぱり純粋な聖徒十騎士だな」
そして、2人の側に聖徒十騎士の紋章が刻まれた魔法陣が出現するとその中から私服姿の1人の男性と1人の女性が出て来る。
???「よっと…」
ジン「来たな」
???「ほぇ〜ここがジンさんが作った新しい世界か〜」
ジン「よう、菜乃花」
菜乃花「やっほ〜ジンさ〜ん」
ジン「すまなかったな、ガル」
ガル「これぐらいはな」
菜乃花「じゃあね、ガルさん」
ガル「ああ」
そう言うとガルは、黒い霧になって消えて行くのだった。
ジン「菜乃花、この案件に許可をしてくれてありがとうな」
一輝「さて…逢坂菜乃花さん…早速ですが、これより僕の島に向かい、これからのことについて説明をしますのでご同行をお願いします」
菜乃花「は〜い」
そして、3人が一輝が管理する島、アーカイル家の島に移動するために一輝が展開した魔法陣の所に向かって歩いて行こうとした時、1匹の兎が菜乃花に向かって走って行く。
その姿をジンが見つける。
ジン「あれは…」
走って来た兎は、地面を蹴り、菜乃花に向かって飛んで行くと菜乃花は、その兎を優しく受け止める。
菜乃花「おっとと…」
ジン「その兎は…確か菜乃花が飼っている兎…確か彼氏だったな」
兎は、菜乃花の顔を見ると菜乃花の腕の中で丸くなるのだった。
菜乃花「どうして、ここに?」
???「離れ離れになるのは嫌だと思ったんだ」
その声と同時に生命の樹の後ろから姿を現したのは右腕に鷹、左肩に烏を乗せた私服姿の鋼だった。
ジン「鋼」
菜乃花「ええっと…」
鋼「初めまして、菜乃花さん。自分は、三島 鋼(こう)だよ。この鷹と烏は、ジンさんの守護心、鷹の方は、ハルバートで烏は、クロウだよ」
菜乃花「ジンさんもペット飼ってたんだね」
ジン「ここだけの秘密な。でも、2人とも老衰で死んでしまったがな」
菜乃花「それじゃ、ここにいるのは…」
ジン「そう魂だ。来い、ハルバート、クロウ」
ジンがハルバートとクロウに声を掛けるとまずハルバートが飛んで行き、ジンが伸ばした左腕に掴まると次は、クロウが飛んで行き、ジンの右肩に降り立つ。
ジン「まぁ、菜乃花の彼氏にとっては怖いだろうな。覚えているか、菜乃花。俺がかつて挨拶の末尾に鷹と烏の絵文字を使っていたことを」
菜乃花「ん〜覚えてないw」
ジン「そうだろうなwまぁ、俺がなんでその2つの絵文字を使っていた理由がこれさ」
鋼「ジンさんはね。自然の中で生きる生命体達もこうやって物語に登場させるのも特徴なんだ」
一輝「ここは、ブランドkeyからの受け継ぎ…key…と言うべきかビジュアルアーツとネクストンは、もう反日の手に落ちたからね…まぁ…全部キングレコードの責任な所だよ…ジンさんは、多くのブランドさんが与えくれたそれぞれの個性…アリスソフトさん、エウシュリーさん…ケロQさんにAugustさん…ランプさんにFavoriteさん…ニトロプラスさんにMAGES.さんなどその他大勢のブランドさんに携わり…関係を持ち、いつ自分達がいなくなってもちゃんと良い所を受け継いでくれる人…そのブランドさんが持っていた人としての心を正しく受け継いでくれる人がいてくれるから綺麗に終わりを迎えられる…そう、それがまさしくジンさんが所属していた戯画さん…」
ジン「一輝。その話は、まだ早い」
一輝「……そうだね」
ジン「だが、今回の物語には残念だが彼氏さんは出ない予定にしてる。菜乃花が許可してくれるなら話は、別さ」
一輝「鋼…」
鋼「うん、菜乃花さん、彼氏さんを」
菜乃花は、腕の中で丸くなっている彼氏をゆっくり鋼に預けるのだった。
一輝「それじゃ、行こうか」
ジン「そら、お前達も戻れ」
ジンがそう言うとハルバートとクロウは、生命の樹の所に飛んで行き、木の枝にゆっくり降り立つのだった。
3人は、鋼と彼氏と別れ、アーカイル家の島に向かう魔法陣の前にやって来ると一輝は、魔法陣に向かって何か細工をする。
一輝「それじゃ…行こうか」
一輝が魔法陣の中に飛び込むと菜乃花が飛び込み、最後にジンが飛び込む。
飛び込んで数秒後、3人が魔法陣から飛び出すとそこには巨大な中世の城が聳え立っていた。
菜乃花「おっきぃー」
ジン「俺には恐ろしいとしか感じないがな」
一輝「それじゃ、あの部屋に行くよ…付いて来て」
一輝が先頭に立ち、3人が城の門の前にやって来ると一輝は、左手の平を扉に向ける。
すると、左手の甲にアーカイル家の紋章が浮かび上がり、扉がゴゴゴと音を立てながら勝手に開いて行く。
そして、一輝が城の中に入るとジンと菜乃花も中に入ると扉がゆっくり閉まると同時に扉が黒紫色の楔で封印されるのだった。
城の内部は、良くゲームやアニメとかで描かれている内部になっており、2階に上がる階段の所には巨大な版画が飾られてあり、天井には円型のステンドグラスでそこには13星座と北斗7星が描かれていた。
菜乃花「本格的だ〜」
ジン「光と闇か…」
一輝「こっち…」
一輝は、左館に向かう通路に向かって歩き始めると2人も一輝の後を追いかけるのだった。
そして、3人は、資料館と書かれた札が貼られてある扉の前にやって来る。
一輝「ジンさん…」
ジン「ああ」
今度は、ジンがその扉の前に立ち、右手の平をその扉に翳すと翳した右手の甲に源罪の叡智(ちから)の印(しるし)が浮かび上がると扉にも同じ印が浮かび上がり、扉から鍵が外れる音が聞こえて来る。
ジンが扉を開くとそこには白色に輝く歪邪心空間が広がっていた。
菜乃花「ここは?」
一輝「ここは、ジンさんの想い出達が眠る場所…心の資料館に続く扉だよ。ここにさっき話をした大勢のブランドさん達の技術が詰め込まれている…ジンさんしか開けることが出来ない聖域…」
ジン「行くか」
ジンが扉の中に入ると一輝は、菜乃花と共に扉の中に入ると扉は、勝手に閉まるのだった。
空間を抜け、出て来るとそこには膨大な量の本が並べられた棚や棚に入りきれなかった本達が山積みになっていた。
菜乃花「凄い本の数」
ジン「そりゃ、キャラ設定から背景、プログラムから使われた資材、関係者達のことなどが全て詰まってるからな」
そんな話を尻目に一輝は、机の上に置かれてあるデスクトップ型のパソコンに向かい、起動させ、パソコンにパスと骨格認証させると椅子にゆっくり座り、何かの操作を始める。
一輝「さてと…それじゃ、ジンさん、菜乃花さん…これから説明することを良く聞いてね…これより、2人にはジンさんの完全1次創作…「天(そら)の彼方に」と言う世界に行ってもらうよ…物語の基本媒体は、スクエニさんのFFと認識してて間違いないよ…内容としては…とある高校に通う女子生徒(ボクっ娘)と担任の先生がとあることをきっかけに関係を持つ様になり、この世界の裏側で起こっている事件を解明して行くのがコンセプト…ここで詳しい内容は、言わないよ…あとでジンさんにしてもらうから…と言っても戯画さんからの叡智(ちから)の受け継ぎなんだけどね…」
ジン「と言う訳だ。それじゃ、行こうぜ、菜乃花」
菜乃花「おーう」
一輝「それじゃ…今からその世界に行くためのゲートを開くから待っててね…」
一輝がキーボードを高速で打ち始めて数秒後、2人の前にゲートが出現する。
2人は、そのゲートの中に飛び込むとゲートは、静かに消えて行くのだった。
あっ…どうも皆さん…このお話は、ここで終わりです…この先は、「天(そら)の彼方に」をジンさんが責任を持って皆さんにお届けします…宜しければ応援の方をお願いします…そして、ここでこれを読まれている皆さんに注意事項があります…次に投稿されるあらすじは、無料となりますが、本編は、有料記事となります…なぜか、この物語に出演される菜乃花さん…彼女は、実在されるジンさんと同じ声優さんだからです。そうです。お名前にも版権料が発生します…尚、この物語で得た資金は、声優 逢坂菜乃花さんの今後の活躍に生かされることをCFOである僕がここで宣言させて頂きます。以上のことを含まえた上でお付き合いして頂ければ幸いです。僕からは以上となります。では…次回、「天(そら)の彼方に」あらすじ…乞うご期待。