コロナ在宅記 その❹〜オフィスの価値は死んではいない〜
緊急事態宣言の延長が現実味を帯びてきましたね。今は頑張りどきのように思いますので、皆様もどうかご自愛ください。
本日のテーマは、「今後のオフィスの価値」について考えてみたいと思います。
そもそも付加価値ってなに?
メインタイトルの通りですが、結論、どれだけテレワークが進んでもオフィスの価値は無くならないはずです。なぜならば在宅勤務にも不便さや寂しさを感じている人が一定数いるからです。
しかしながらオフィスの価値は大きく見直され、今までのように社員をパンパンに詰め込み高い賃金で貸していくだけのデベロッパーは今後間違いなく淘汰されていくことでしょう。例えば再開発などでよくある、とりあえずカフェいれたり、シネコンいれたり、帰りに立ち寄れるファッションブランドをいれたり、、、そういったぼんやり考えていた当たり前の開発手法が、コロナと向き合う中で見直されるようになってきます。今は(やむを得ず)オフィスに出社してもどこいってもランチは閉まっているし、帰りに花屋に寄っても母の日のお花も買えない。映画館もなんだか人の目が気になるしなぁ。
今まで付加価値だと思っていたものに取って代わる、これからのオフィスの本当の付加価値とは何なのか、考えて変化し適応していくことの出来るデベロッパーが生き残っていくと思っています。
容積率至上主義の崩壊
一方、オフィスそのものの価値はと言うと、こちらも無駄なもの、必要なものが炙り出されてきます。完全に私の独断ですが、具体的には以下のようなものが挙げられます。
【不要なもの】
・大人数での会議、打ち合わせ
・大人数が1カ所で働くこと
・はんこの文化
【残って欲しいもの】
・同僚との(適切な?)おしゃべり、雑談、ブレスト
・個々人では整備しづらい設備インフラ(wifi、デスクトップpcなど)
・外出などそこそこの運動、エクササイズ
自分たちの会社だけでなく、取引先などによって難しいところもあるはずですよね。営業マンの方などでしたら特にそういった傾向にあると思います。こういったオフィスの価値を、同業の方、デベロッパー志望の学生さん、むしろ全然違う業界の方などと議論してみたいですね!
支離滅裂になってしまいましたが、今日のところはこんなところで!