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2021年度 Xデザイン学校 ベーシックコース #03 エスノグラフィ (7/17) 振り返り


2021年度Xデザイン学校ベーシックコース第3回目の振り返りです!

知識と知恵

スマートフォンの登場によって多様なユーザーのコンテキストを把握する必要が出てきたというのはよく聞く話ですが、それによって質的調査の重要性が増していく。ジャック・マー氏の言う「パーソナライズ化や差別化を追求する」流れもサービスドミナントロジックへの転換のことを語っていると思いますが、「ミライは知識の競争ではなく、想像力、想像力、知恵、体験の競争だと考えている」という言葉が印象的でした。

知識と知恵という言葉、それぞれの意味の違いを改めて調べてみました。

知識:知ること。認識・理解すること。
   また、ある事柄について、知っている内容。
知恵:物事の道理を判断し処理していく心の動き。
   物事の筋道を立て、計画し、正しく処理していく能力
出典:デジタル大辞泉(小学館)

知恵はスキルで、知恵を得るためには実践が必要。
知識も知恵も両方大事であることには変わりないが、AIによって知識を得ることが比較的容易になる。

また、本日のお話を聞いて知ったのは、ジャック・マー氏は決して高学歴エリートではないということ。もしかしたら高学歴でないから変なプライドを持たずに失敗できたので大きな知恵を得られたのかもしれない。

知識重視の教育が変わらなければ、単に偏差値の高い学校に入学する意味はどんどん薄れていくのだろうと感じました。

ジャック・マー氏に興味が湧いたので、これを機会に生い立ちなど調べてみたくなりました。


エスノグラフィと共感

エスノグラフィは行動観察と同様、W型問題解決の真ん中以降(実験観察)に位置するものだと思い込んでいました。

アート思考にもデザイン思考にもエスノグラフィは重要。

つまり、どちらも自分事として捉えて思いを育む必要がある。そうすることでようやく「共感」できる、ということで自分なりに腑に落ちてきました。

今年のGW中に観たNetflixの韓国ドラマ「スタートアップ:夢の扉」の中で出てきたサービスは、どれも自分事として捉えることで身近な人から得た一次情報を基にパーパスやビジョンが芽生えたものだと振り返ることができました。


物語化による情報共有

ドラマや映画で多くの視聴者が感情移入できるのは、映像で見せることで具体度が高いこともありますが、物語化されていることが非常に大きいからだと思います。(演者の演技力にも左右はされますが)

普段見ている海外ドラマも、違う国のドラマなのに感情移入できるのはコンテキストがしっかり共有できているからという見方もできます。

ある物事を物語として情報共有するスキルは、ペルソナ/シナリオ法以外の場面でも普段の業務の中で活かせる場面があると思いました。


ビジネスモデル作成

ビジョンを考えることができても、何故自分達がやるべきかというパーパスが弱いと薄っぺらくなってしまうし結果的にスケールしない。

また、ビジョンやパーパスを考えすぎてビジネスモデルまであまり頭が及ばなかったのでビジネス視点がまだまだ甘いと痛感し、あらゆる準備が必要だと感じました。

事業モデルと収益モデルを分けて考えるというのは非常に良いヒントを頂けたと思います。


懇親会

幹事の方、お忙しい中準備いただきありがとうございました。
久々にお酒を飲みながら多くの方と交流できて楽しかったです!

最後まで読んでいただきありがとうございました。




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