一級建築士試験受験(学科)において心がけること
5.実際の試験について
さぁ、では最後は実際の試験の雰囲気についてお伝えしようと思います。
試験会場は様々です。私は大学でした。
試験開始時刻30分前にはすでにたくさんの人が会場の前で苦手ポイントまとめたノートにかじりついています。
「みんな真剣に勉強頑張って・・・賢そうだなぁ・・・」と圧倒されるかもしれません。
そして試験開始直前、ギリギリまでノートやテキストにかじりつく人、友達とだべって余裕ぶってる人、トイレに何度も行く人など様々な人間模様が見られます。
そして試験開始、みんな一斉に机にかじりつきます。
すべての試験終了後、友人同士であろう人々が互いの成果報告する姿がいやというほど見られます。
会場から出ると、予備校講師人からの熱いパンフレット配りの洗礼を受けます。(この時のパンフレットもらっておきましょうね。自己採点に使えるので)
とまぁこんな雰囲気です。
で、本題の
過去問と当年度の試験の難易度の差異
について、
結論:当年度のほうが確実に難しく感じる
です。
なぜか、それは試験元は人の気持ちってものがよくわかってるんですよ。
あの手この手で心を揺さぶってきます。
過去問と同じこと聞いているのに言い回しを変えてくる、初出題の問題を織り交ぜてくる、図形問題を入れてみるetc.
確実に動揺して難易度高く感じます。
さて、試験元の思うつぼにならないためにはどうすればいいのか
それは初めの記事でもお伝えしました。
「なぜそれが答えなのか、基本的な原則を理解する」
ことです。
試験元は神様じゃぁありません。
コンクリートは水で固まるのに、炎で固まるように性質を変えることはできません。
水で固まるってのをいかに難解に表現するかに頭使ってくるんです。
そういう仕組みで試験が作成されているって知ってる人は、試験時に動揺してもすぐに持ち直せると思います。
皆さんも、問題をドンドコ解きまくるだけでなく、「なぜそうなのか」を考える癖をつけてぜひ試験に合格してくださいね。