【AGD電脳学校】AMDがデル企業向けエンタープライズPCにMPU初採用
2025年年明けの米国インテルには悪い知らせです。
デジタル下剋上の幕開けです。
CES2025で、米国AMD、インテル、米国クアルコムは新しいPC部品を発表し、AI処理に最適なMPUパフォーマンスをアピールしています。
特に、TSMCファウンダリのAMDは新しいRyzen AI MaxシリーズがAIプロセシング処理速度を90%向上させるとし、エンタープライズ向けPCにもAMDは半導体チップを採用する米国デルの動きはインテルにとって大きな打撃です。
インテルはMPU市場シェア70%を維持していますが、売上と利益は減少中、経営改革と事業ポートフォーリオの組み換え中です。
一方、AMDは新しい9000シリーズプロセッサでリーダーシップの地位を固めつつあります。
マイクロプロセッサ(MPU)のマーケットシェアは、市場調査会社Mercury Dataによれば、2024年第三四半期のクライアント向けCPUのシェアはIntelが76.1%、AMDが23.9%を記録しており、前四半期に対してIntelが2.8%減、AMDが2.8%増とそれぞれ記録しまいます。
通常は、各四半期で1%以上の変動が見られないシェアの推移において、大きな変動が発生していたことが明らかになりました。
Edited by:Yoshihisa Toyosaki
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