#1-2 学びの吸収率を上げる方法①
初めての投稿から1週間ほどたち、「学びの吸収率を上げる方法」の各詳細について書きます。今後も1週間おきぐらいに自らの学びを発信していきます。
まずは①気づきや違和感を手書きのメモに残し、のちほど振り返りをテキストとして残す、です。よく言われることですよね。
そんな自分も大学の授業など、ここ数年はパソコンでメモを取っていました。(せっかくの学びを無駄にしたくないという気持ちだけは持っていたので)
パソコンでメモを取るメリットはたくさんあります。
パソコン一台あればいいので、ノートを持ち歩く必要がないし、誰かと共有できるし、のちのちすぐに検索できるし。
でも最近、便利だからこそ意外と見落としてしまっていることも多いなと気がつきました。
1つ目は、「一次情報」を見落としてしまいがちです。パソコンでテキストを打つとき、考えたことをそのまま打つのではなく、考えたことを一度頭の中で整理したものがテキストになります。
そのときはそれでいいかもしれません。あくまでも着地点が大切なのであって、その時点では妥当なように思えます。
しかし着地点なんてものは、明日には変わりますし、経験を重ねていくうえで全く別のところに着地することもあるでしょう。だからこそ結果だけの残しておくのではなく、それまでの道筋もしっかりと残しておく必要があるのです。
つまり思考の過程を残しておくことが大切なのです。
テキスト形式という強い制限でまとめられるほど頭で考えていることは単純ではないはずです。そうなるとテキストではなく、より自由度の高いノートでもホワイトボードでも(砂浜とかでもいいかもしれません笑)に頭の中により近い形で残すことが大切だと思います。
2つ目が、見返しやすさです。
私はデータのほうが見返しづらいと思っています。「いやいやパソコンだったら一発で検索できるし」と言われるかもしれませんが、パソコンでテキストを残しても意外と見返す機会って自分の場合ないんです。特になんとなく過去のドキュメントを見返すなんてことはなくて、あるとしてもあれってなんだっけみたいな特定のキーワードを探す場合ぐらいです。あの色のない文字列を見てもなにも感じないからです。
パソコンはほとんど検索機能がついているから、ゴールにすぐ辿り着いてしまう。反対にノートだと結構どこのページにメモしたか忘れて、ページを送ったり返したりを繰り返すという作業が入る。
意外とこの「無駄」な時間が大切なんじゃないかと思います。その時から熟成されていたアイディアがいい味を出していたり、ふと当時に戻ったような感覚になったり、当時と今の思考と比べてみたり。
当時よりもレベルの高い思考ができるようになっていると、普段なかなか感じることのない成長を感じることができていい気持ちになります。笑
他にも長所短所はそれぞれあると思いますが、最近はまるっきりノート派です。まずは「一次情報」を手書きでノートにメモして、その日の夜にテキストとして残したいところをまとめてパソコンで打っています。(またいつかパソコンにもどるかもしれませんが)
若い世代は手書きで文字を書くという機会もほとんどないと思うので、手の運動も兼ねてぜひノートでメモを取ってみてください。慣れてくると結構楽しいです。
以上で①の手書きのメモをとることに関しては終わりです。
来週は吸収率を上げる方法の②である、今は学びを「広く」しているのか、または「深く」しているのかを把握する、について書きます。
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