03372 建築構造学Ⅰ
難易度:★★★
おすすめ度:★★★★
建築初心者におすすめの教科です。建築の専門用語が沢山出てくるので、最初は問題の内容を理解するのにも一苦労だと思いますが、この科目で得た知識は、ほかの科目でも設問として問われることが多かったので、コスパは良いと感じました。
掛かった時間:レポート…20時間、設問…23時間
2番目に取り掛かった課題でしたが、こちらも正直時間掛かりすぎです。なぜなら、私は、建築に関して全くの素人だったため、問で使用されている用語の意味がそもそもわからず、何を問われているのか理解できない状態だったためです。わからない用語があると、まずそれを調べて、知らない用語の用語集を作り、それから回答していく、、という流れでした。
wordの最後に、用語集が残っているのですが、
水平力(すいへいりょく) →読み方もわからなかった
塀目(へいめ) →これもw
耐力壁線
垂木(たるき) →これもw
根太天井(ねだてんじょう) →これもw
とか、並んでますね、、笑
先生
すごく丁寧に添削してくれます。レポート課題でPDFまで添付してくださったのはこの科目の先生だけだったかも、、?
教材
教科書:〇 この教科の教科書はぜひ購入をおすすめします。他の授業でも参考になりました。
その他書籍:× 私は教科書とネットの情報だけで問題なかったです。
ネットの使用:〇 可
課題内容
・第1課題
「木造在来構法」、「木造伝統構法」、「木造枠組壁構法」の3種類の木構造方式を研究し、以下に挙げる項目について、3方式それぞれを比較検討しなさい。一覧表にして説明してもよい。また最後に、学習しての所感を述べなさい。
(1)構法成立・変遷の歴史的起源
(2)柱・梁などの「主要構造体」の概要
(3)「小屋組」の方法
(4)柱・梁などの「軸組」の耐震に対する配慮
(5)特徴(長所および短所)
・第2課題
「鉄骨構造」について、次の各項目について「鉄筋コンクリート構造」と対比して、要点をまとめなさい。また最後に、学習しての所感を述べなさい。
(1)構法成立・変遷の歴史的起源
(2)柱・梁などの「主要構造体」に用いられる鋼材の種類と主要な使用用途の概要
(3)「鉄骨部材の継手」の種類と具体的接合方法と問題点
(4)柱・梁などの軸組の「防火」と「耐震」に対する配慮
(5)特徴(長所および短所)
講評
両課題ともに素晴らしい出来栄えのレポートです。
ですが、採点はシラバスにある「レポート課題のポイント」に沿って行いますのでこのポイントを外しますと合格基準には達していないと判断します。
第1課題は木造の3つの構法について(1)~(5)の項目すべてで比較できる様に記述されており図や挿絵(または写真)を各所に入れていますので満点でした。
一方で第2課題は鉄骨造に対比させる鉄筋コンクリート造の記述が一部で見当たりませんでした。
素晴らしい出来栄えではありますが、採点の公平性の観点から第2課題のみ再提出をお願いします。
これほどの出来栄えに対し、再提出を言い渡すのが断腸の思いだと御理解ください。
↓再提出後、、
指摘した箇所を的確に修正してありますので、十分に合格基準には達していると判断します。
初回で今回の仕上がりならば100点満点のレポートでした。
今回の経験を他の科目に活かして下さい。
結果
97点でした。
ひとこと
まさかの再提出で気落ちしましたが、どこをどう直すべきか丁寧に書かれたPDFが添付されており、それに沿って再提出したところ、良い評価をいただくことが出来ました。先生、ありがとうございます、、