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03379 設備計画学


難易度:★★

おすすめ度:★★★

これといって面白かった記憶もなければ、難しかった記憶もなく、、
ただ、第1、2課題ともに設問にも含まれる内容なので、コスパは良いかと思います。

掛かった時間:レポート…3時間、設問…10時間

レポートの内容が設問にも出てくる科目なのと、レポートの要領がわかってきて、かかった時間がこれまでの科目と比較してぐっと少なくなっていますね。

先生

さっくり簡潔にFBをしてくれる、という印象です。

教材

  • 教科書:〇 教科書に添った内容が問われるので購入をおすすめします

  • その他書籍:× 私は、教科書以外の書籍は使用しませんでした。

  • ネットの使用:〇 可

課題内容

第1課題
建物内の自然換気と機械換気の違いとそれぞれの特徴を述べること。
第2課題
全熱交換器と省エネとの関係について述べること。
第3課題
福祉施設に対する消火設備としてのスプリンクラ設備や易操作性1号消火栓等の特徴を述べること。
第4課題 
調理場や浴室その他火気を使用する室の設備とその必要換気量などは、建築基準法ではどのようになっているか。

※以上の4課題のうち、第1課題と第2課題の中から1課題を、また第3課題と第4課題の中から1課題を選び、2課題についてレポートを提出する。

私は、第1課題と第3課題を選択しました。どちらも設問課題の中にも含まれていたため、作業時間が短くなり、一石二鳥でした。

講評

わかりやすくまとめられたレポートです。余談ですが、一級建築士の製図の試験では、自然換気を意識した設計を求められます(パッシブデザイン)。スプリンクラーは、通常のデイサービスでは必要ありませんが、お泊りデイサービスになると必要になってきます。このように意匠設計者であっても設備の知識は必要です。課題となっている項目や試験の問題となる設題集の16の項目はしっかり学習して理解をするようにしましょう。理解度の確認として時間があれば以下の建築士の過去問題を解いてみてください。

【参考】平成27年に出題された2級建築士の過去問題です。
問:換気に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1 .ガスコンロを使用する台所に設ける換気扇の有効換気量の算定には、理論廃ガス量が関係する。
2.便所や浴室の換気については、室内圧を周囲の空間よりも低く保つように、一般に、自然給気と機械排気を行う。
3.居室における全般換気は、一般に、居室全体に対して換気を行い、その居室における汚染質の濃度を薄めることをいう。
4.居室における必要換気量は、一般に、成人1人当たり30m3/h程度とされている。
5 .温度差による自然換気の効果を高めるためには、給気口と排気口の高低差を小さくする。

正解は5 
空気は一定空間において下部に冷たい空気が滞留し上部に暖かい空気が溜まります。そのため、開口部を上部と下部に離して設けることで、暖房時(外が寒い時)には、下部から寒気が流入し、上部から暖気が排気されます。冷房時(外が暑い時)には、上部から暖気が流入し、下部から寒気が排出されます。

結果

85点でした。あれ、以前の他の科目と比べると点数が下がってしまいました。

ひとこと

1級建築士試験の範囲なので、資格を取る方は必修の科目ですね。座学で淡々と知識を詰め込む、という感じです。忘れないようにしよう、、もう結構怪しいけど、、

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