03376 構造力学1
難易度:★★★★
おすすめ度:★★★★★
構造計算は、建築士試験必須なので、おすすめ、というか、絶対必要、、です。大変だけどね。
掛かった時間:レポート…11時間、設問…39時間
おそらくすべての教科の中で断トツで時間がかかりました。設問やレポート課題で問われている問題は、いきなり取り組もうとしてもちんぷんかんぷんなので、教科書の問題は、課題の範囲ではないところも、一番最初から全部取り組みました。というか、知識が積み重なって解けるようになる問題が多いので、そうしないといけませんでした。なので、科目に取り組んでからレポート課題に取り組むまで、5か月(!)くらい掛かっています。
先生
間違った問題には模範解答をいただけます。
教材
教科書:〇 教科書に添った内容が問われるので購入をおすすめします。
その他書籍:× 私は、教科書以外の書籍は使用しませんでした。
ネットの使用:〇 可 特にyoutuneおすすめです。
課題内容
第1課題
図1に示すトラスを節点法による算式解法、図式解法(クレモナ図解法)で解き、計算結果を対比しなさい。クレモナ図は100Nを2cmとし作図すること。
第2課題
木構造、鋼構造の圧縮材について安全性を検討しなさい。
(1)図2に示す、材長3m、断面10.5cm角、両端ピン支持のヒノキ材の柱が、材軸方向に20kNの長期圧縮力を受けるとき、その安全性を検討しなさい。ただし基準強度Fc=20.7N/m㎡、長期許容圧縮力応力度fc=7.59N/m㎡とする。(*基準強度Fcと長期許容圧縮応力度fcについては【レポート課題のポイント】の説明も参照のこと。)
(2)図3に示す、等辺山形鋼L−75×75×9(SN400)、両端ピンで材長1.8mの長柱に、長期圧縮力60kNが生じているとき、安全性を検討しなさい。
講評
第1課題のトラス解法の算式解法・図式解法について一部誤りがあります。参考解答を添付します。
第2課題は(1)(2)ともに正しく計算解答できています。
第1課題ではトラスの節点法を学習しましたが、切断法という解法もあります。途中の部材をダイレクトに求めるにはとても便利な解法ですのでテキストを通して学習してください。
第2課題の部材設計では、今回は長柱圧縮材の検討を行いましたが、他の応力が生じる引張材や曲げ材、組み合わせ応力材の検討もできるようにしてください。こちらもテキストに解説されていますのでさらに学習を進めましょう。
テキストの例題を数多く解き、構造力学の計算に慣れていってください。頑張ってください。
結果
75点でした。昔から数学苦手なんだよなぁ(-"-)課題2は完答していたことがむしろキセキ★
ひとこと
数1・Aくらいまでの数学の知識が必要になるので、文系の私にはつらい科目でした。でも、この科目は一級建築士になるには避けては通れない道です。春から、毎日30分はこの教科の勉強をしようと決め、半年くらい掛けて教科書のほぼすべての例題、レポート課題、設問課題を解きました。
この科目は、連立方程式や三角比の知識が必要になってきます。正直中学数学から怪しい私は、この科目に取り組む前に、このテキスト↓を使って中学数学から学び直す決心をしました。タイトル通り、1冊で中学数学を復習できるテキストです。3年間、と言いながら、テキストは薄いので、2週間もあれば1冊終わらすことが出来、おすすめです。
この教科のテキストである『改訂版 初めての建築構造力学』は、わかりやすいと思います。中学数学が怪しかった私ですら、すべての問題を解くことが出来ました。
だた、一部どうしても文章だけでは理解できなかった部分に関しては、youtubeが大変参考になりました。その中でも、よく参考にさせてもらっていたのが、以下の2つのチャンネルです。
ミカオ先生は、ブログもわかりやすいんですよね、、
やわらかい物腰で、わかりやすく説明してくれる、はまちゃん先生のチャンネルもすごくわかりやすかったです。
何はともあれ(点数が悪かったものさておき)、すべての課題を解き終えた今、達成感でいっぱいのまめ子です。