見出し画像

2022年 1月 16日

実家で、父の遺品整理。


家のこと、お金のこと、あの人に口出しするのはタブーだったのに、こんな歳になってから任されても、、今更すぎる。

母さん自身もよくわかっていないみたい。というより、今回のことがあってから、精神的なショックからか、すっかり参ってしまってる。これまで、あの人を中心に生活してきたから。

進学も、就職も、この家を出る時も、母さんだけは味方してくれていた。


これからはあの人に代わって、自分がしっかりしなくてはならない。




この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
在のもの、出来事とは一切関係ありません。
『バベルの住宅』連載はこちら

いいなと思ったら応援しよう!