熱中症問題について
目次 ◇その1◇ 全国の熱中症の現状 ◇その2◇ 熱中症について 環境省 ◇その3◇ ドライミスト装置について ◇その4◇ 台東区議会の怠慢について ◇おまけ◇ 推薦図書の紹介
平成30年度の熱中症で搬送された人数です。 総務省消防庁のデータの紹介をします。
東京都の熱中症搬送人数 平成30年7月16日~7月22日
年齢区分 新生児 0人 乳幼児 36人 少年 172人 成人 825人 高齢者 928人 合計 1,979人
初診時における傷病程度 死亡 0人 重症 91人 中等症 713人 軽症 1,174人 その他 1人 です。 ここで注目すべきところは、1,979人の搬送者のうち95%にあたる1,887人は、中等症と軽症で本当に救急搬送が必要だったのかと思われます。 さらに搬送される年齢層は、成人と高齢者です。 ここで問題としたいところは、交通事故や心不全などの重症患者に救急車が使えなくなるというものです。 とくに大量出血や心不全の患者さんは時間との勝負なので救急車には、出来るだけ早く来てほしいですよね。
それでは、環境省の熱中症対策をみてみます
環境省の熱中症対策にもまだドライミスト装置について書いていなく、熱中症になるのは自己責任みたいな解説しかしていません。
では、このような中で自分たちができる熱中症対策といえば、気温の上昇する時間帯には外に出ないのが一番の予防策だと思います。 しかしこれは、現実的ではありません。
そこでドライミスト装置に期待が高まります。 では、ドライミスト装置とはどのようなものなのでしょうか?
ドライミストは、水を微細な霧の状態にして噴射し、蒸発する際の気化熱の吸収を利用して主に地上の局所を冷却する装置。 水の粒子が16μmと小さいため素早く蒸発し、肌や服が濡れることもない。 ミストとは霧のことであり、「噴霧」「霧散布」「ミスト散布」とも呼ばれる。 英語では「mist spraying」と言われている。 Wikipediaより
これからは、本当に身近な話になりますがご興味があれば見てください。 私の住む台東区は、アメ横、上野公園、浅草、合羽橋、浅草橋、谷中などがあり国内外からたくさんの観光客が見に来てくれます。 そこで上記の観光地や公園などでドライミスト装置を導入したいと考えて台東区議会に陳情を上げていますが、取り合うようなふりをされてずっと無視されています。
台東区議会環境・安心安全特別委員会 平成30年12月5日 2秒のところからです。
次は、平成31年2月12日の台東区議会環境・安心安全特別委員会の11分12秒のところを見てください。 https://www.youtube.com/watch?v=KMrLRtorBsU&t=1062s このリンクは埋め込みが出来ないように細工をされています。 おそらく区民に見てほしくないものだと思います。
ちなみに雷門東部商店会でドライミスト装置を付けていますが、総事業費1千900万円と回答されていますが、これには東京都の助成や産業振興費などが含まれていますが、その説明がされていません。 ドライミスト装置を導入するのは、莫大なコストがかかるという印象操作でしかありません。 もし予算が無いのなら、議員の政務活動費 年間150万円 x 42人を0円にすると4年で2億5千200万円が削減できるので東京都の助成金を活用すればこれで5億円の事業ができます。
熱中症って怖いですよね。 ところで人の限界はどのくらいなのでしょうか? それについて興味を持ちましたら、山崎昌廣さんの「人体の限界 人はどこまで耐えられるのか 人の能力はどこまで伸ばせるのか」をおススメします。