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クリエイターの必須ツール「ポートフォリオ」の押さえておくべきポイントを紹介

こんにちは!
Staffing Div.のキャリアドバイザーのMです。

クリエイターの方が転職活動をする際、応募先企業やエージェントへの提出がほぼ必須とされているポートフォリオ。
ポートフォリオの形式や質は千差万別です。
「ポートフォリオに正解はない」とよく耳にしますが、今回はこれまでさまざまなポートフォリオを拝見してきた私が、ポートフォリオの作り方、押さえておくべきポイントなどをご紹介したいと思います!

履歴書や職務経歴書との違い

まず最初にポートフォリオとは?

履歴書・職務経歴書
プロフィールやこれまでの経歴、関わってきたプロジェクトの内容を把握してもらうために、一覧化してまとめた書類。

ポートフォリオ
ビジュアルをメインに、自分の作品をまとめた作品集。経験やスキルの幅広さ、業務への取り組み方をアピールし能力が評価できる資料。

応募書類のひとつとして、履歴書や職務経歴書とともに提出するポートフォリオ。
クリエイターの方に「ポートフォリオを共有してください!」とご依頼すると、たまに履歴書や職務経歴書をお送りくださる方がいらっしゃいます。
ポートフォリオは書類選考の判断材料として、クリエイター職ではとても重要視されています。

ポートフォリオの媒体

従来は紙に印刷をし提出することが主流でしたが、最近ではPDFデータで送付したり、WEB上でポートフォリオサイトを作成し、URLを共有するなど、媒体の種類も多くなっています。
用途によって使い分けるべきですが、デジタルでのやり取りが基本の昨今、Webのポートフォリオは必須になってくるかと思います。

また、ARCHETYP Staffing(アーキタイプスタッフィング)のような、人材派遣・人材紹介などのエージェントをご利用いただく場合は、エージェントから企業へ推薦させていただく際、応募者に紐づく個人情報を伏せる必要があります。
私たちの方で個人情報部分をマスクすることは簡単ですが、一部分が空白になってしまったり、余計な線が入ってしまったりと、せっかくのデザインが崩れてしまうことが懸念されます。
エージェントを利用する際は、個人情報を省いたポートフォリオを予め用意しておくことをオススメします!

作成時に押さえておくべき3つのポイント

ポイント①
<自分の技術を伝える>
自分のできること、その中でのストロングポイントを伝えることが大切です。
特に未経験や実績が少ない方は、どうやって学習したか、もしスクールなどに通っていたなら、スクール以外に独自で制作したものなども伝えると良いです。
企業とのミスマッチを防ぎ、また、人材価値や育成コストが低い人材かなど見極める材料になります。

ポイント②
<自分の人柄を伝える>
技術以外の自分の魅力、今後のキャリアパスや展望、またクリエイティブに対する思いや、仕事への取り組み姿勢を伝えると良いです。
今のチームに入った時のイメージが湧きやすくなります。

ポイント③
<魅力的だと感じてもらう>
・ファーストビューで興味を引くようなビジュアル、キャッチが入っているか
・実績はリンクだけでなく「サイトのターゲット」「サイトの目的」「制作に対する考え方」「担当領域」「制作期間(時間)」「使用したソフト、ツール」「制作体制」などの記載があるか
・よく似たデザインになっていないか(デザイナー志望の場合)

クリエイターのポートフォリオは、見やすさやフォントの選定、配色など、ポートフォリオそのもののデザインも評価の対象になります。

まとめ

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ポートフォリオは自分自身を見つめ直すツールにもなり、自分のスキルアップのためにも非常に重要な役割を果たします。
今の自分のスキルはどれくらいなのかといったっことを客観的に振り返ることができます。
WEB系のクリエイター職は、技術の進化やトレンドの変化のスピードが速いため、ポートフォリオは1度作って終わりということではなく、こまめなアップデートも大切です。
これからポートフォリオを作る方、すでに作成されている方も、ポートフォリオをしっかりと作成していくことで自分自身の成長にも繋がることと思いますので、ぜひこの機会に真剣に向き合ってみてはいかがでしょうか。

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